- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591097236
感想・レビュー・書評
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この本は帯も素晴らしい。食卓を背に、親子が語らっている帯。
子どもと一緒の生活は娯楽と言い切る著者が羨ましくなった。我が子と一緒に暮らしてみたかったな。まあ、私にとっては夫が娯楽か。
おうすを点てて干菓子を戴く、胡麻を焙烙で炒る、朝顔を育てる、球根を植え香り高い花を楽しむ、繕い物をする、タイムを計って家事をする…日々の生活を楽しみで真似したいことが増えた。作中に出てくるおすすめ書籍もバラエティーに富んで良かった。読んでみよう。 -
とても良かった。この人の本をもっと読んでみたい。
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大事なのは、ちゃんと見せる、だ。
してもらいたいことをして見せる。こんなふうなやり方がおすすめよ、というのを見せる。
食卓を台布巾で力を入れて拭く。本を大事にする。ノートは最後まで使う。パンツや靴下はこうたたむ。上着にブラシをかける。洗濯ものを干すさおをきゅっと拭く。ほうきとはたきを使う……。 -
月ごとの行事や日常に沿ったお手伝いが描かれています。
3歳の息子は季節や月を勉強中なので、
「へ~、ふ~ん」という反応。ちょっと難しい気がしました。
1,2年先にもう一度借りたいなーって思います。 -
毎日の家のこまかい雑事や育児さえも娯楽のごとくにたのしむ姿勢が頼もしくうらやましいです。子どもとのほどよい距離感も見習いたいです。
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前半はこの題名の通りの内容で当たり障りがなかったのだけれど、後半は「夫婦、親子でも縁があって一緒にいるだけ、ほどよい距離感で」の考えが表に出てきておもしろい。
言葉には命がある。「朝、元気になっているよ。」「一日、よくがんばったねー」と声をかける。
基本的に「観察、のち判断。」備えすぎの危うさ。急ぎすぎない。
子どもに価値を吹き込む。傘を直しにいく。子どもは見ている。母ちゃん劇場。
できること→球根、乾物屋でおやつを買う、祝い箸袋。 -
子どもといっしょに家のことをしているシーンは殆ど書かれていない。
主婦の、子どもと生活することについての短いエッセイのまとめ。
お母さんというより、母さんという表現が似合う人だ。
自分の母がどう思って子供と生活しているのか、考える機会になった。
いろんなところに連載したエッセイの寄せ集めなので、だらだらして統一感がない感じ。