Little DJ: 小さな恋の物語

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 612
感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591097243

感想・レビュー・書評

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  • たまたま、テレビで映画を見たのをきっかけに原作が読みたくなりました。本屋さんでも見つからず、図書館で借りて読むことにしました。
    話の中に出てくる、曲がどんな曲なのか調べながら読みました。中でも、結城さんがなくなるところ。クイーンのSomebody To Loveをかけながら、読んだらかなり泣けました。人の死というのは、やはり悲しい。映画も原作も両方とも推せる作品です。

  • 素直に泣けた。
    命はいつか尽きるものだけど、やはり若い人の命が尽きるのはツライ。
    沢山の未来、輝く今、親の思い、誰かを好きになること、優しくなること、強くなること。
    ラスト、そうなんや!

  • 予想通り。表紙と題名のフォントが好き。
    素直に健康に生きよう。

  • ちゃんと約束を果たせたて良かったです。結果はわかってしまっているけれど、映画も観てみたいと思いました。

  • 設定が小さすぎないかなあ
    私が古い??
    中学生じゃ、無理か・・
    泣けました

  • ドラマのカルテットを書いた著者と勘違いしたみたい。読みやすいし涙も出る。最初からラストまでほぼ予測できる安心感というか期待を裏切らないというか。息子を持つ親としてはこういうのは泣かないことはないので、ちょっとストーリーとしてはズルい気もする。まあこういう王道涙ものも、たまにはいいかも。心が清くなる。

  • 娘に勧められて。

  • 誰かを好きになったんだったら、好きという
    気持ちを伝えなくてはならない。
    後悔しないように。
    全てをかけてでも、大切な思いを伝えなきゃ
    いけないんだ。

    この作品はある一人の少年の恋心と夢と命の
    儚さ・そして大切さがかかれている。
    しかし、少年の恋や命よりも、もっともっと
    大切なことがかかれている気がする。

    物語の主人公・太郎は、病院で知り合った
    たまきに恋をする。太郎は、病院でDJをやりながら、病気を回復させていくが、病気はどんどん
    重くなっていき、どんどん死に近づいていく…。

    太郎はあきらめそうになったけど、ちゃんと
    思いを伝えられた。その少年の勇気はとても
    すごいと思う。
    私にはそんな勇気あるのかな?
    きっと後悔しちゃうんじゃないかな?
    きっとそんな勇気はないだろう。
    今までは。
    「好き」という気持ちは本当に大切なものなんだと改めて分かった事で今、こんなことを思える
    ようになってきたのだ。
    そして、誰を好きになったら気持ちを伝える…
    ということが、作者が読者にだした宿題なんじゃ
    ないかな?と思った。
    私はいつか好きな人ができたら、全力で宿題を
    やりとげたい。
    例え、どんな結果になったとしても。

    私は、この本に出会えて、本当に良かったと
    思う。

  • 涙腺決壊ぎみで読んでしまった。病気との恐怖に向き合いながらも、好きなことを懸命にやり続ける。そんな太郎の姿に胸をうたれる。病院で知り合う人々からもらった、生きるヒントもステキだ。家族を思いやる気持ち。自分の気持ちを伝える勇気。親子の絆。他人の話に耳を傾けてわかることの多さが、改めてわかった。DJに託されたリスナーのリクエスト曲には、各々の強い思いがつまっているんだね。もっと好きな曲を増やしたい気分になる作品。心から感動したい方に薦めたいなぁ。

  • 始めて読み切った小説です。
    とても感動しました。

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著者プロフィール

著者・鬼塚 忠(おにつか・ただし)
鹿児島市生まれ。大学在学中から世界放浪の旅を始め、四〇ヵ国を巡りながら世界各地で働く。帰国後、海外著作の版権エージェント会社に勤務したのち、独立する。

著作に『Little DJ』(2007年映画化)、『カルテット!』(2012年映画化・ミュージカル化)、『僕たちのプレイボール』(2010年映画化)、『花戦さ』、『恋文讃歌』、『鬼塚パンチ!』などがある。

「2017年 『風の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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