Fragile: こわれもの (teens’ best selections 10)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591098530

感想・レビュー・書評

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  • アート少女はおもしろかった。
    一話目のFragileも。10代、ビー玉が好きでお守りのように持っていたころが、私にもあった。
    あとは、うーんあまり心に響かず。

  • 空気感が最高な短編集。10代のあの透明な青。どこか懐かしくて、ぬるい風のように過ぎてしまったあの透明な青。大人になってもずっと読んでます。

  • 大人にとってはどうでもいいことに全力を尽くす少年少女の物語五編。

  • イラストレーション/Taxi
    ブックデザイン/ZEN KAMABE

  • しばらく前に読了。4人の作家によるアンソロジー。
    なんとなく、どれも結論に至るのが早すぎる感じがしたのだけど、短篇だとオチまで展開させようとすると長さ的に難しいってことなのかな、と思う。一話目の終わりと二話目の冒頭のビー玉がつながってる感じだったので、アンソロジーでもそこまでやるのかぁ、と感心したものの、三話目以降はそんなことはなかったので、偶然かしら。
    あとがきは、クサすぎたので、正直ない方がよかった…。

  • 豪華メンバーのアンソロジー。なかなか面白かった。
    表題のFragile―こわれもの(石崎洋司)が特に良かった。
    ビー玉、数学といったモチーフが上手い。
    アート少女は初花形みつる。続編があるらしいので、読んでみたい。このYA文学のレーベル、絶版らしくて残念。

  • 理解されないもどかしさ。微妙な友人関係。ままならない日常。理想と現実。
    10代だからこその物語。いろいろな作家に出会えるアンソロジーでお得感あり。
    花形みつる「アート少女」がお気に入り。続編も読みたい。

  • ポプラ社のティーンズ・ベストセレクション・シリーズの一冊。四作家によるアンソロジーだけれど、その中で読みたかった目玉作品は、一気読みを続けている花形みつるさんの「アート少女」で、これは抜群の面白さ。

    実はこの短編からスピンアウトした続編「アート少女 根岸節子とゆかいな仲間たち」を読もうと考えて、前編にあたるこの作品を読んだというわけ。

    主人公・根岸の生きの良さといい、登場する個性際立つ(なんといっても美術部なので)仲間たちのキャラがとてもユニーク。そしてユーモアあふれるストーリー展開。著者も一緒に楽しんで書いている感が良く伝わってくる。

  • ・舞台が横浜のものが多くて嬉しかった。

    ・たぶん思春期の子が読んだら共感できる内容なのかな

  • 今に疑問や戸惑い、いら立ちを覚える少年、少女の切ない思いがつまった短編集。そんな彼らが前へ一歩を踏み出す瞬間がどれも描かれています。

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著者プロフィール

東京都生まれ。慶応大学経済学部卒業。
『世界の果ての魔女学校』で野間児童文芸賞、日本児童文芸家協会賞受賞。
主な著書に、「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、
『杉原千畝 命のビザ』『福沢諭吉 「自由」を創る』(講談社火の鳥伝記文庫)、
翻訳の仕事に『クロックワークスリー マコーリー公園の秘密と三つの宝物』(講談社)、
「講談えほん」シリーズ(講談社)、「少年弁護士セオの事件簿」シリーズ(岩崎書店)などがある。

「2023年 『黒魔女さんと最後の戦い 6年1組 黒魔女さんが通る!!(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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