魔法の庭ものがたり2 二代目魔女のハーブティー (ポプラ物語館 9 魔法の庭ものがたり 2)

  • ポプラ社
4.23
  • (36)
  • (25)
  • (15)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 497
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591099414

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • みんながジャレットをしんじてくれてよかった。

  • 新しい村に来て、初めてのお客さんであり…初めての友達のスー。お互いの第一印象は悪いかもしれないけど、ジャレットは嘘をついてしまいます。まぁ、ジャレットの気持ちも分からないわけじゃないなぁ…。子どもでも馬鹿にされてる感じは嫌だし、相手にされないと分かってしまってるからその場で言っちゃったという行動も理解出来るんです。先代のお知り合いのバーボアさんの症状に合わせたハーブティーをブレンドだったり、サコッシュをします。ちゃんと理にかなってる方法だったので参考になるなと感じました。
    嘘だと告白できず、読むことが出来ていた継承した本も読めなくなり、最悪なタイミングで嘘を付いたと言ってしまいました。別の事件も起こっていたけど、その真相がジャレットに大切なことを思い出させてくれ、スーもバーボアさわのおかげで仲直りが出来ました。見栄や嘘をつくのではなく、誰かのためにその本を使おうと誓った心を取り戻してくれて良かったです。他にも嬉しいこともありましたからね!
    感動して涙が出そうな時もありましたが、ジャレットが年相応な悩みや人間らしさがあって…ほっとしています。彼女がこれからどう成長していくのか。続編を読むのが楽しみです。大人でも楽しめますし、ページ数も多くありません。本を読みなれてない人にもピッタリだと思います。シリーズなので、1巻から読んでいくことがオススメです。

  • £3

  • ジャレットはわりとあんびる先生主人公にしては、年相応だよな…
    かわいい…

  • 大人でも胸にささる暖かい物語。
    思わず泣いてしまいました。
    ジャレットの成長を読んでほしい。

  •  ジャレットとスーの出会い編。
     最初はめっちゃ感じ悪いスーと、トラブルがありつつも仲良くなっていくという王道ストーリー。
     スーとスーのママのエピソードは、ちょっと白々しいかな。
     全体的に、いい話にしよう感が強くて、大人が読むと白けるかも。

  • ◆魔女の遺産を相続した人間の女の子ジャレット。
    相続したのは、ハーブ魔女トパーズの家、「トパーズ壮」と、そのハーブガーデン、「魔法の庭」。
    そして、もうひとつ……。トパーズがかいた薬草の本、「レシピブック」でした。
    こうして、トパーズのあとつぎとして、「ハーブの薬屋さんになることになったジャレットのもとに、ついに、はじめてのおきゃくさんがやってきましたが…。


    (^^)<Comment
    シリーズ2作目★

    ●なかなかお客さんがやってこなくて落ちこむジャレットのお店にやってきたのは、同年代の女の子スー。スーは、トパーズ壮の近くの「ビーハイブホテル」の家の女の子。
    ●せっかく友だちになれると思っていたのに、つっけんどんな態度で、ジャレットと友だちになりたい様子もない。ジャレットさらに落ちこんでかわいそう……。
    ●でも、スーからホテルに泊まっているお客さんのための依頼を受けて、ジャレットは奮起!
    ●その依頼主のバーボアさんがすてきなおばあちゃん♪編み物が得意で、ジャレットとスーに教えてくれます。
    ●スーにも、ついついイライラしてしまう原因があった。ホテルを経営するママにかまってもらえなくて、手伝いをしてもなかなかほめてもらえない。。。
    ●ジャレットは、バーボアさんとスーに自分が魔女であるとウソをついてしまう。最初についてしまうとなかなか本当のことって言い出せないよね…。
    ●バーボアさんのおかげで、いつしかジャレットとスーは仲良しに。
    ●でも、ジャレットのうそが原因で、スーと大喧嘩。
    ●ジャレットのように誰かのためを思ってホテルの人にサービスしてあげたことをとてもよろこばれ、おまけにママに褒められた! スーの心が変わっていきます…★
    ●最後は、こねこたちの靴下が片方ずつなくなっていたナゾは実はかかしさんたちだったということが判明。ジャレットとスーも仲直りできてハッピーエンド!

  • まさか猫用の小さな靴下を必要としていたのがかかしとはかわいらしいなって思いました。
    誰かのことをおもって行動することの素敵さを感じるお話。

  • 可愛らしい!どこか、海外児童書の翻訳版のような文体が、いい雰囲気。

  • ハーブ魔女トパーズの家を相続して薬屋さんをはじめたジャレット。はじめてのお客様にはじめてのお友達が出来たけれど、二人に自分は魔女だって言っちゃった。ジャレットを魔女だと信じて疑わない二人は薬屋さんの宣伝をしてくれるって。はやく本当のことを言わなきゃ…。

    ドラマチックな展開でとても楽しく読めました。可愛いお話だけど、それだけじゃなくて葛藤もあってほんとよくできたお話です。絵も可愛いし、ハーブについても勉強になるし、あんびるやすこさんが人気なのが読んでみてよーく分かりました。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(以上、岩崎書店)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ(ともにひさかたチャイルド)、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』(ともにPHP研究所)などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6 いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あんびるやすこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×