花火とおはじき (ポプラ物語館 11)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591100486

作品紹介・あらすじ

どんなときも、あいのためなら、なんでもしてくれたおばあちゃん。だけど、あいは、なにもしてあげられなかった…。おばあちゃんのお通夜の夜、あいは、ふしぎなおねえさんにつれだされ、いっしょに花火を見ることになったけれど…?急死した祖母と、孫の、おたがいへのあふれる思いが心にしみるファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 美しく優しい物語。
    お姉さんの正体が早くわかりすぎるのが残念。

  • 急死した祖母の、孫への思いが生んだ、不思議な時間。こんなふうに、おまけの時間があったら、と思わせてくれる。

  • 突然亡くなったおばあちゃんのお通夜の日が一緒に行こうとしていたお祭りで、代わりに現れたお姉さんと一緒に行くことになったあい。結末が読めたけど、おばあちゃんとの思い出を振り返りつつ心を宥めるような、ゆっくりとした時間が流れていて温かいお話だと思った。

  • あいの大好きなおばあちゃんが、とつぜんいなくなってしまった。
    4年生になったから、夏祭りの花火に連れて行ってくれる約束だったのに。

    お通夜で、あいは悲しくてずっと泣いていた。
    庭に出て、おばあちゃんを思い出しながら、流れ星を見ていたら、
    お姉さんに声をかけられた。
    見たことないお姉さんだけど、たぶん親戚のお姉さんだろう。
    やさしくなぐさめてくれて、あいをお祭りに連れて行ってくれると言う。

    お姉さんは、あいに浴衣を着せてくれて、二人は夏祭りに出かけた。
    お通夜なのにお祭りに行っちゃってもいいのかしらと、あいは思ったけど、
    お姉さんはそんなこと気にしないかんじで、お祭りを楽しんでいる。

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