シリーズ・赤毛のアン(3) アンの愛情 (ポプラポケット文庫 451-3 シリーズ・赤毛のアン 3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591102619

感想・レビュー・書評

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  • なんと言葉選びの気持ちいいこと
    翻訳のおかげでこんな昔の話がすごく面白く読める

    アン「ああ、でもね、その点ではわたしたちみんなが試験されることになるのよ。だからわたしたちはかしこく考えぶかくふるまって、自分も暮らし、人も暮らさせてあげなくてはならないわ。」

    デイビー「すばらしいなあ。ぼく、おとなになったら教会になんかちっともいかないんだ。天国には自分だけでいけると思うもん。」
    私もそう思う

    そうか、天国に行くためによいおこないをすることは、自身の人生の最高の理想を追うことなのか
    だから神様を信仰してるのか、そうゆう理屈なのか、ウン十年生きてきて初めて知った

    結構読み応えあるな…赤毛のアンシリーズってこうゆうものだったのか

    フィル最初はまあまあ…と思ってたけど芯食ったことを茶目っ気込みでベラベラ喋るからすごい可愛く見えてきたわ
    旧友にそんな子はいなかったものね〜
    いや面白すぎる
    「目つきには出ているのよ。それはみとめるわ。でも、目つきだけではナプキンにししゅうをしたり、テーブルかけのふちかがりをして新家庭の準備をするはっきりとした理由にはならないわ。」

    シリーズ的にはこの辺りが1番勢いがあって面白いのかもな〜と後々娘が出てきたりすることを考えると思う

    「ユーモアは人生において、もっともだいじなものだ。自分の失敗を笑い、そしてそこから学べ。自分の苦労を笑い草にしながら、それから勇気をかきあつめよ。困難を笑いとばしながら、それにうちかて。」

    解説もめちゃくちゃよかった
    名前がなかったけど村岡花子さんが書いたのかな?
    「文字に書いてない規則=不文律」
    「この『アンの愛情』のなかから、アンの心の旅、愛情の旅を読みとっていただきたいと思います。そして、自分のまわりにある、楽しいこと、値打のあることに注意していただきたいと思います」

    値打ちのあることか…歳行った私のやるべきことって何?!ウワーッ

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