三国志群雄ビジュアル百科

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591103388

感想・レビュー・書評

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  • この本『三国志 群雄ビジュアル百科』は、たいへん良くできている。
    吉川英治著『三国志』十巻を読了する一箇月の間、片時も座右から離さなかった。

    原書『三国志演義』に基づき、武将141人が三国の魏・呉・蜀それぞれに分けてカラーイラストにて収録されている。
    そして、それぞれの武将について、
    ①プロフィール ②略歴 ③パラメータ分析 ④個人年表 ⑤パラメータ解説 ⑥人物相関図 ⑦イベントマップ ⑧武勇伝 ⑨名シーン解説 
    に別けて詳細記述されている。

    人名索引があり、見たい武将を選ぶことができる。 本人のページはゴジックで、関連武将のページに記載の場合にはゴジックでない数字にて表記されている。

    “赤壁の戦い”などの事項索引も設けられているので便利である。

    さらに、年表と地図が添付されている。
    年表は、『三国志演義』の始まる“黄巾の乱”西暦184年から“晋による天下統一”西暦280年までが、魏・呉・蜀それぞれを対比させて示されている。
    地図は、“三国時代の中国”と“現代の中国”がそれぞれ見開きの左と右に対比して見られるようになっている。

    吉川三国志に出てくる人物は、千人を超えると思われるが、このビジュアル百科の140人そこそこで十分事足りた。
    まして、制作関係者が、原書や関連資料を調査し、各武将の特徴等を推敲して描かれている訳であり、よりリアルに想像できた。
    ほんとうに役だった!ありがとう。

  • このシリーズは小学校の図書館でも一番の人気だとか!?

    なかなか借りられないので買ってくれとの頼みで、シリーズ購入。

    三国志は横山光輝の漫画で通読し、吉川英治、陳舜臣の小説を昔読みんでいたので、子供に聞かれてもほとんど覚えています。

    ところが、この武将大百科は魏がほろんだ後の晋帝国の武将も多く登場します。

    さすがにその辺りは押さえていなかったので、子供に聞かれてもしどろもどろになりました(+_+)マニアの方にもお勧めです!

  • 武将ごとにまとめられている。イラストもたくさんあり、よみやすい

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