あたしの嫌いな私の声

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 92
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591103890

作品紹介・あらすじ

声優志望のユーリは、テレビアニメのオーディションで見事、主役の座を射止める。しかし、同じ声質を持つ男・波多野に出会い、声を奪われた。ユーリにだけ聞こえる不思議で恐ろしい波多野の言葉…声を巡る「あたし」と「私」の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 劇団キャラメルボックスで舞台化された小説の原作。

    途中からサスペンスになり、面白かった。

  • 劇団キャラメルボックス『嵐になるまで待って』原作。

    2,3年前、気になってた俳優・土屋裕一さんが客演で主演していた舞台を観て、はまった。

    舞台がすごいよかったので、思わず原作(脚本家さんが書いています)を購入。

    時代設定なんかが違うし、中身もやっぱり違うんだけど、面白かったです。
    私にとっては舞台を思い出す作品。
    DVD欲しい。

  • 文章が巧くないので説明が多い。

    しかし、二つ目の声、音声感応力というのはおもしろい。
    あながちオカルトの世界ではないのでは。

  • 途中までは良かったんだが…どうもあの指揮者の怖さが伝わってこない。
    相手を二つ目の声で操るという能力についてもだが、少し現実離れしすぎているなあと思いました。
    著者が小説家ではないからか、文章もやや説明気味といった印象。
    装丁に騙されたなあ…

  • 声優を目指している女の子の話。ハラハラした。確かに思っていることと違うことを口にするときはある。気をつけなきゃ!

  • 演劇集団キャラメルボックスの舞台の原作です。
    一度、舞台をご覧になった方はいろいろな設定の違いなどが楽しめると思います!

  • 舞台「嵐になるまで待って」の原作。
    細かい設定が舞台とは違っているので舞台を知っている人もまた違った感覚で楽しめた。感情がストレートに表現されている分、舞台より登場人物の心模様がわかりやすい。

  • この小説を元にした、キャラメルボックスの舞台『嵐になるまで待って』
    を先に見た。

    成井さんの作品の長所でもあり短所でもあるところが、純粋なところだと思う。
    悪く言えば垢抜けていないというか。
    キャラメルの脚本を書くときに、真柴さんと一緒に書くと
    真柴さんの女性視点が加わることでいい感じに中和されるのだが
    小説単体で読むと少しきつい気がする。

    舞台では役者陣の演技や効果音や演出で
    迫力に押されなんの疑問も感じなかった部分でも
    小説だとそれがない分、リアリティに欠けて見えて違和感を覚える。

    ユーリが真実を殴り書いてノートを渡し、走り去るシーンは
    相変わらず好きだけれど
    周囲がユーリのことをあっさり信じすぎる点や
    波多野の姉との会話
    波多野と姉の結末など
    リアリティの無さに、ちょっと話に入り込めない。
    舞台では全て無視してぐいぐい引き込んでくれるパワーがあるが
    それがない分個人的にはイマイチ引きこまれないままの
    悲しいラストに感じられた。

    個人的には舞台の展開の方が好き。


  • 初めての小説、とは
    いいながらも面白かった

    途中からばたばたと
    サスペンス並に
    事件がおこるのが
    若干気になるけど
    それでも読みやすい

    舞台でみるとどう
    違うのかも見てみたい

  • キャラメルボックスの芝居、『嵐になるまで待って』(2002年、再演版)を観たことがあったので、どうしてもそのイメージが強く、最後まで引きずってしまった。
    『嵐になるまで待って』の原作で、1991年に一度出版されたものが、再度装丁を変えて新しく発売されたもの、ということらしい。
    男の子のような変わった声がコンプレックスのユーリは、逆にコンプレックスを個性として生かした声優を目指している。運よく掴んだ、はじめてのアニメの仕事。喜ぶユーリだったが、「二つの声を持つ」、自分にそっくりの声を持つ男、波多野に自分の声を奪われてしまう・・・・。
    かなり奇想天外な話だし、けっこうあちこちに無理なところがある。
    作者の成井豊自体は、この作品を芝居化するつもりはまるでなかった、とあとがきで述べているが、芝居から観た人間の立場からいうと、小説よりも芝居の方が向いているんじゃ?と思ってしまう。
    再演が繰り返されているだけあって、それだけ脚本や演出が練られているということなんだろうけれど。

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