- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591105573
感想・レビュー・書評
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この本を買うのに約3年も待った。
3年前の自分も今の自分も変わらずの思いで、子供や妻と接している。
子供と一緒に親も成長。
自分を律し、しっかりと素直に生きていこう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
礼儀正しい、というのもありますが、大人になった時に困らない
きちんとした基礎ができた子供の作り方、です。
読んでいて、これを今更言わなければいけないなんて
どういう世の中になったのだろう、と思います。
電車内に、平然とゴミを置いて行く人や
お金を払うんだから、と横柄な人。
確かにいます。
そしてそれを反面教師にできるのは、年齢を重ねないと駄目だ、という事に
読みながら気が付いたのにも驚きでした。
まっさらな子供を守るのは、それより年長の人だけです。
親の背を見て育つ、とは、確かにそうだ、と実感できます。
迷惑な大人にならないよう、きちんと身につけられる事は
身につけさせておきたいものです。 -
「大人になっても困らない人を作る」との副題。江戸しぐさ子育て版です。
3歳になるまでに心を育み、6歳になるまでには繰り返し真似をさせ、9歳までにはどんな人にも失礼のない応対ができるようにする。それを「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理(ことわり)で末決まる」と言ったそうです。
大人は子どもの鏡、私もこの本を読んでなんだかシャンとしました。
子どもを養育するのは困難も多いけれど、これから子育てする方にはお勧め本です。
そうそう、いなかっぺい・・とは江戸では「井の中の蛙」が語源とか。知らなかったよ。