([え]2-2)少年探偵団 江戸川乱歩・少年探偵2 (ポプラ文庫クラシック え 2-2 少年探偵)
- ポプラ社 (2008年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591106204
作品紹介・あらすじ
「黒い魔物」の噂が東京中に広がっている。次々と起きる少女誘拐事件。そして篠崎家に認び寄る黒い陰の正体とは?「のろいの宝石」の言い伝えは本当なのか?数々の謎に名探偵明智小五郎と小林少年率いる「少年探偵団」が挑む。
感想・レビュー・書評
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怪人二十面相から始まるシリーズにむしゃぶり付くことになる
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子供の頃は難しく感じたけど今呼んだら読みやすくて、自分の推理通りにはならなくて面白かった
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これを本当に子供が読んでいたのか、、。
現代では絶対に考えられないトリックのミステリー小説ですが、古い作品だからこそのツッコミどころのある面白さと特有の語りも相まったカオスな空気が好きでした。
(乱歩本人は狙った訳じゃないだろうけど)
たまに読み手に「読者諸君は、」と語りかけてくるのが堪らん。
そして何よりも表紙のイラストがぐっとくる。かっこいい。 -
小林、明智の攻撃!
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今回も二十面相と探偵団の戦いにワクワクしました。
トリックがよく分からないまま処理されているところもありましたが、それはそれでいいと思いました! -
大人乱歩が面白かったので、子供向けの作品も読んでみようと思った。
少年探偵団、怪人二十面相。名前は聞いたことあるけど、作品は読んだことない。
面白かった。「少年探偵団を読んで、探偵に憧れた」っていう人をよく聞くけど、分かる気がする。自分が子供の頃に読んでいたら、絶対に何か影響されていたと思う。子供の頃に出会いたかったな…
ところどころに入ってくる、「読者諸君、これはどういうことかお分かりかな?」とか「少年たちはこれからどうなってしまうのか」とか、メタっぽい言い回しが面白かった。昭和の児童文学ってこんな感じなんだねw -
子供向けにかみ砕かれて書かれているとはいえ、なかなか楽しい☆彡
子供のころ、図書館にあったなぁ、たしかに暗い隅っこのほうに・・・と乙一さんのあとがきを読んで思いました。そのころ読んだら楽しかったかも。
なにげにあとがきも楽しかったです。 -
『文豪スレトレイドックス』を観てたら
文豪の本を読みたくなります。
読みやすい語り口ですいすい読めて、
前半の黒い影のなぞが膨らんでいくところは
ただ引き込まれて楽しめました。
明智先生登場あたりから
徐々に熱が冷めていき、、
まぁまぁふつうに読み終わりました。