ハブテトルハブテトラン

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 217
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591107126

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。子ども目線の文章が瑞々しい。
    嫌な人が出てこないから幸せな気持ちになれる。

  • 中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』

    地元広島の下駄の町 松永を舞台にした少年の夏休み青春物語と、この地方の方言「備後弁」の学習本(笑)

    正しい備後弁満載で地元民には読んでもらいたい♪

    広島弁と備後弁は違いますからっ!

    2014年読破

  • あまりにも地元の話で、知ってる地名、イベント、店がガンガン出てきてびっくりした。あれ、これってあの店だよな、と思ってたら後々店名が出てきて「やっぱり!」ってなったり。
    二学期の間の男の子の確かな成長物語だったハズなのに、予想外のところに気をとられ過ぎて話が入ってこなかった…

  •  調べてみると7年も前に「小さいおうち」を読んで、これもファイブスターのベタ褒めでした。その後に映画も見に行ったことを思い出しました。今行っている図書館には中島さんの作品があまりおいてないですが、ちょっと古めのこの作品を見つけて、あっ!と思って借りてみました。
     田舎でのヤンチャなおじちゃんや新しいガールフレンド、そして今治の幼なじみのガールフレンド。彼らと織りなすたった一学期間の暮らしがとっても楽しく描かれています。子供にも大人になっても、いつでも逃げ込むことができる絶対安全な場所は必要だと思います。
     これからのダイスケ、きっと余裕のある強い人間になっていきそうですね。

  • 一緒に泣いてあげれば良かった。

  • 読者の年齢によって、もちろん読み方は変わると思います。50代の読者にとっては、魔女とよばれる先生がいい先生だなぁと思いました。

  • めちゃ良かったです。
    でも、途中で「これ、小路 幸也?」と、表紙を確かめたり・・・

    あとで色んなことが気になるのですが、まぁ、いい感じの余韻です・・・!

  • さわやか~
    1シーズンの間に、悩みながらもぐんと成長していく小学生の姿と、それを温かく見守る周囲の大人たち。そして瀬戸内の素朴な風景。

    「ルナ」のプリントップと尾道「からさわ」のアイスクリーム、食べてみたい!

  • 学校で自分が自分でなくなる少年が、田舎の学校で自分を取り戻す。地方に行けば今であろう情景が思いうかびほのぼのとした気持ちになれる本でした。

  • 不登校を扱う本はかなりあると思う。
    だから、本書のように上手くいくばかりではないだろうけど、自転車で冒険旅行したことが彼の自信になったのはわかる気がする。
    「小さいおうち」が好きだから、期待を裏切らないお話でした。

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著者プロフィール

1964 年東京都杉並生まれ。小説家、エッセイスト。出版社勤務、フリーライターを経て、2003 年『FUTON』でデビュー。2010 年『小さいおうち』で第143 回直木三十五賞受賞。同作品は山田洋次監督により映画化。『かたづの!』で第3 回河合隼雄物語賞・第4 回歴史時代作家クラブ作品賞・第28 回柴田錬三郎賞を、『長いお別れ』で第10 回中央公論文芸賞・第5 回日本医療小説大賞を、『夢見る帝国図書館』で第30 回紫式部文学賞を受賞。

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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