喋々喃々

著者 :
  • ポプラ社
3.62
  • (215)
  • (378)
  • (406)
  • (84)
  • (20)
本棚登録 : 2199
レビュー : 511
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591108406

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 日本の伝統の素晴らしさを再確認できた1冊だった。
    日本人に生まれたからには、もっと日本文化を楽しまなければと思わされました。

  • なんだか現代の日本の話なのに、なんて自分の生活から遠いんだろうと思う。もう少し風流に過ごさねばと反省。
    恋愛の方はよくわからなかった。別れたの?
    一番心に残ったのはイッセイさんでした。恰好良いです。

  • いつかドラマ化してほしい。大好き。古い着物屋さんの栞の物腰の柔らかさが好き。栞と春一郎の未来がどうか明るいものであってほしい。季節の移り変わりがよく描かれている。

  • 小川糸さん食べる事が好きなんだろうか、食事の内容が細かく描写されてる。
    それと、知らない漢字がいっぱい出てきて勉強になる!

  • 喋喋喃喃と聞いてもパッとこないし、日本語だけれども生まれてこのかた使っている人を見たことも聞いたこともない。
    初めて聞く日本語の意味にわくわくした。
    ”男女のおしゃべり” なるほど、ストーリーのタイトルとしてまさしくいう感じ。
    ただ単なる、恋愛どっぷりな甘ったるい物語ではなく、家族の在り方にもかけてストーリーが進んでいく。
    ツバキ文具店を先に読んだ私としては、どうしても主人公の栞がポッポちゃんと被ってしまった。同じ自営業で昔ながらの日本の歴史に関係した仕事をしてお店の二階に住んで、ご近所の横文字のマダムがいろいろお裾分けにやってきてお店の玄関先でお茶をもてなし、散歩好き。これは、被るなというほうが無茶な。
    でも、物語の構成としては恋愛の切ない甘い関係を表しながらも、自身の家庭環境の複雑さやその中での自分の立ち位置に悩む彼女の姿をみていて、世界にはいろんなバックグラウンドの人がいろいろいる。彼女の様に家庭に少し複雑さがまじっていても、凛として美しく生きている人間もいる。むしろ、複雑さと難しさが彼女を強く美しくしてくれている。月と同じように。闇があるから月はきれいでいられるんだ。




    下記ネタバレ注意
    ー読んでいて疑問もー
    なぜ親父は万引きを?
    花子と雪道との間に何が?

    だれかこの質問にアドバイスできる方募集中です。

  • 10年ほど前の小川糸さんの作品。
    全体的に「ツバキ文具店」に似た雰囲気が漂う。物語の舞台は鎌倉でなく、東京の下町谷中であるが、主人公をはじめとする登場人物や人間関係がとても「ツバキ文具店」と似通っている。
    ただ主人公の恋愛が不倫である点だけは違う。文学の世界では不倫はテーマとして王道なのかもしれないが、現代の風潮として不倫には厳しいものがあるので、「ツバキ文具店」として書き直したのかなぁ…という気がしてしまう。
    物語はとても情緒があり、風景も食べ物も心理描写も、あぁ小川糸さんだなぁ…と浸れるのだが、不倫を結果的に肯定してしまうのは、一般的に受け入れられにくいだろうなぁとも思う。2019.3.24

  • この物語、好きです。雰囲気とか。この物語を読んで歳時記のこととか興味を持つようになりました。わたしもこのような生活をしたいなぁと思いました。


  • 【喋々喃々(ちょうちょうなんなん)】男女がうちとけて小声で楽しげに語りあう様子。

    谷中でアンティーク着物店を営む女性の物語。好きになったのは、父親と同じ声がするキリンのような、既婚者だった。

    小川さんの作品は、日常生活が丁寧に描写されていてゆったりした気持ちで読める。でもこれは不倫の話なんだよな、と思うと他の作品ではあまり感じない違和感を、本作品で感じた。

  • がっかり

  • 谷中で着物を売る女性。本気ですきになったひとは既婚者。
    丁寧な暮らしとか行事を大事にするところとか、そういうところが落ち着く。


    C0093

全511件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小川 糸(おがわ いと)
1973年生まれ、山形県出身の小説家であり、作詞家・翻訳家でもある。作詞家の際の名義は、春嵐(しゅんらん)を使用。
2007年に初の絵本を上梓し、さらに翌2008年に小説『食堂かたつむり』を発表。同作は第1回ポプラ社小説大賞に応募し、最終選考にも残らなかった作品だったが、目に留めた編集者によって刊行され、ベストセラーとなり映画化された。同作は、2011年7月、イタリアの文学賞である、バンカレッラ賞料理部門賞も受賞している。
2017年、『ツバキ文具店』が「本屋大賞2017」で第4位にノミネート。ドラマ化もされた。続編『キラキラ共和国』も発行、代表的シリーズかつヒット作となっている。
その他代表作として、テレビドラマ化された『つるかめ助産院~南の島から~』。

喋々喃々のその他の作品

小川糸の作品

喋々喃々を本棚に登録しているひと

ツイートする