翻訳のさじかげん

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591108789

感想・レビュー・書評

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  • 興味深くて面白かった。

    徳間書店から出ている小中学生向けの海外小説や、話題に上るファンタジーの訳者といえば、金原瑞人さんの名前をよく見かけた。自分の名前と漢字が一部かぶっているからか、印象には残っていた。
    このエッセイはなんとなく見つけて、なんとなく借りてきたのだが、これがなかなか面白かった。
    たぬきそばの名前の由来や英語の12ヶ月の名前の意味など、雑学が豊富でなかなか楽しく、すこし英語に親しみを持てた。

    • ミヅキさん
      私は翻訳家の方のエッセイは初読でした。金原さん以外に興味ある翻訳家さんいなかったので…。
      豊富な話題で楽しい一冊でしたよ!
      私は翻訳家の方のエッセイは初読でした。金原さん以外に興味ある翻訳家さんいなかったので…。
      豊富な話題で楽しい一冊でしたよ!
      2012/10/21
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「金原さん以外に興味ある翻訳家さん」
      私は柳瀬尚紀、柴田元幸、岸本佐知子、青山南とか好きですね。翻訳家の米原万里も。。。
      「豊富な話題で楽し...
      「金原さん以外に興味ある翻訳家さん」
      私は柳瀬尚紀、柴田元幸、岸本佐知子、青山南とか好きですね。翻訳家の米原万里も。。。
      「豊富な話題で楽しい一冊でしたよ! 」
      文庫にならないかなぁ~
      2012/11/13
    • ミヅキさん
      ううん…ほとんどわかりません^^;
      柴田元幸さんは、ドイツ文学の方ですか?ん?勘違いしてますかね?
      私たちが翻訳ものを読むとき、その原作家の...
      ううん…ほとんどわかりません^^;
      柴田元幸さんは、ドイツ文学の方ですか?ん?勘違いしてますかね?
      私たちが翻訳ものを読むとき、その原作家の文章を読んでいるようで、実は翻訳家の文章を読んでいるのだから、知らないようで実は知っているはずの存在・翻訳家。なかなか不思議な関係です。
      2012/11/17
  • 翻訳家の金原氏がおもうままに雑学を披露。
    しょうじき、想像してたより、おもしろエッセイでした。
    文楽から食べ物からタロットカードまで。
    虹の色の覚え方は役に立った(笑)

    あとイギリス人って、なんで他の国の発音無視して全部英語読みやねん。って思ってた疑問が説明されてて目からウロコ。そうか中国のもん日本語読みしちゃうもんね・・・。

著者プロフィール

1954年生まれ。翻訳家、法政大学社会学部教授。フィクション、ノンフィクション、児童書など、多ジャンルにわたって翻訳を手がけ、特に海外のYA(ヤングアダルト)作品を精力的に翻訳し、日本に紹介。訳書は550点以上。主な訳書に『武器よさらば』(ヘミングウェイ)、『青空のむこう』(シアラー)、『月と六ペンス』(モーム)、『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』(サリンジャー)、『リズムがみえる』(アイガス)など。エッセイ集に『サリンジャーに、マティーニを教わった』『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』など。日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』『怪談牡丹灯籠』など。ブックガイドに、『10代のためのYAブックガイド150!』、『13歳からの絵本ガイド YAのための100冊』、『翻訳者による海外文学ブックガイドBOOKMARK』など。

「2020年 『ゴーストダンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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