COW HOUSE

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 498
感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591109694

感想・レビュー・書評

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  • クロが中学生のときに決めた生き方、素敵だなと思った。
    人と人との縁っておもしろいな。
    Cow Houseに行ってみたい!

  • 「真っ当に生きて、できれば関わった人たちはみんな幸せになってもらって、僕と知り合って良かったって思ってもらって[...]そうしたいって努力することはできる。」(265ページ)

    話せないことじゃないけれど、
    積極的に言うようなことでもないことを、
    誰しも胸に抱えながら生きている。

    そんな人生でも、
    自分が気に入った人が周りにいるだけで喜べる。

    そんな家と居場所を提供する主人公の物語り。

  • 楽しく読めるお話。しかし、これは、ドラマにした方が楽しそう。
    主人公は、まぁ若手から選ぶとして、部長は誰だろう。五十ぐらいで、魅力的なかっこよい男。
    それより無人さんは?七十ぐらいで体の動かせる人。ふうかちゃんは?そして、部長の奥さんも、姿を見てみたい(笑)私の嫌いな人が部長役だったら、絶対みないけど。

  • 【あらすじ】
    飛ばされて会社所有の大豪邸の住み込み管理人となった25歳の「僕」は、無人のはずの屋敷に次々と現れるワケありの人々に戸惑いつつも任務をまっとうしようと奮闘する。仕事とは、誰かを大切にすることとは―まっすぐな想いが心にしみるハートフル・ストーリー。

    【感想】

  • この家はみんなの居場所。
    25歳、ワケあって窓際族。
    仕事は会社所有の豪邸の管理人。
    なぜか集まってきたのは丑年の面々。

  • 飛ばされて会社所有の豪邸の管理人になった僕。なぜこんな豪邸を会社が所有しているのか、謎をときつつ話が進む。天才少女が表れて、その子に奨学金を与える財団のようなものを作ることになったあたりからは強引なストーリー展開。

  • 優しくて、好きなお話。
    でももっと深まってほしかった。
    美咲ちゃんのお話なんかは、もっと読みたかったなあ。

  • ★2014年11月29日読了『COW HOUSE カウハウス』小路幸也著 評価B+
    またも小路作品。ほんとマイブームです。(笑)
    悪人の登場しないまっすぐ青春小説みたいな感じで、おっさんの読むべき本ではないかもしれません。しかし、読書の時くらいドロドロしないあっけらかんとした爽やかな時間を過ごしてもいいじゃないですか?!
    たぶん、小路作品が支持されるのもそんなところが愛されているのではないでしょうか。

    畔木朋は商社に勤める25歳。真っ直ぐすぎて、会議で取締役を殴ってしまい、左遷。行く先は、鎌倉の会社の資産である古い豪邸の管理。

    そこで、出会う74歳のテニスの上手な相川無人と天才的にピアノの上手い12歳の少女野島ふうかによって、閑職のはずの豪邸管理人が、元職場の上司である坂城部長のフルサポートを受けて、思いもかけぬ新しい展開となっていく。

  • こういう気楽に読めてハッピーな本はもっとあってもいいと思う。

  • 小路さんの作品の中でも
    特に好きな一冊です。

    読後感もいいです◎

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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