風待ちのひと

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 447
レビュー : 120
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591110218

感想・レビュー・書評

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  • 人はいくつになっても恋をし、夢を見る。
    じんわりきて、泣ける本でした。

  • 「四十九日のレシピ」が大好きなので読んでみた。
    心の風邪を引いてしまった東大卒のエリートサラリーマンが
    亡母の住んでいた家を処分するために海の近くの田舎町に行く。
    そこで出会った「ぺこちゃん」は、子供と夫を亡くし、辛さを
    抱えながら生きていた。
    四十九日のレシピの前に書かれた作品と言う事で、かなり似ている
    所もあったが、心に染みる良い作品だった。
    身近な人の死には、誰もが後悔の念を持っているのだ、という事、
    そしてそれを乗り越える事が新しい一歩だ、という事。
    主人公がそれを乗り越え幸せになったのが嬉しかった。

  • ヒロインが魅力的です。
    読後感がさわやかで,オススメです。

  • “心の風邪”で休職中の39歳のエリートサラリーマンと、夫と息子をなくした39歳の女性のお話。
    年をとればとるほど、次の季節に進むことに戸惑うのだと感じる。でも、自分は変わりたくなくても、人や物はどんどん変わっていく。ならば、その先に素敵な未来があると信じて、進んでいくことが大事だと思う。

  • 「四十九日のレシピ」の前作。三重県出身の作家。舞台は尾鷲近辺の海沿いの町。いい風を待って港で待機中の青春群像。

  • 四十九日のレシピの後に読みました。
    よかった。けど、四十九日のレシピを読んで期待して読んだからか、思ったほどではなかった。

    著者は死者への想い、残された者がどう幸せになって行くのか、それがテーマなのか、本作も2作目も何か似たメッセージが感じられる。


    読み始めた頃は、なんだか設定も登場人物も似ていると感じた。
    本作をより練ったのが2作目なのかもしれない。

  • わかってるけど、一生懸命やって捨てられてしまうなんて哀しい。

  • 健やかな生活、に戻る話。

  • 「四十九日のレシピ」が良かったので、こちらも手に取ってみました。良かった。人の優しさが心に染みます。うーん、でも、このタイトル、どうもインパクトないんですよねー。で、読み始められなかった。でも、これは良い。ありがとうございました。

  • 本の内容
    “心の風邪”で休職中の男と、家族を亡くした傷を抱える女。海辺の町で、ふたりは出会った—。心にさわやかな風が吹きぬける、愛と再生の物語。第三回ポプラ社小説大賞特別賞受賞作。
    “心の風邪”で休職中の男と、家族を失くした傷を抱える女。海辺の町で偶然出会った同い年の2人は、39歳の夏を共に過ごす。

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著者プロフィール

伊吹有喜(いぶき・ゆき)
1969年三重県生まれ。三重県立四日市高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。四日市市観光大使。1991年に出版社に入社。雑誌主催のイベント関連業務、着物雑誌編集部、ファッション誌編集部を経て、フリーライターになる。2008年に永島順子(ながしま・じゅんこ)名義で応募した『風待ちのひと』(応募時のタイトルは「夏の終わりのトラヴィアータ」)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。2009年に筆名とタイトルを改め同作で小説家デビュー。2014年『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補。2017年『彼方の友へ』(実業之日本社)本作で第158回直木賞候補。

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