([は]1-4)嫉妬 Hayashi Mariko Coll (ポプラ文庫 は 1-4 Hayashi Mariko Collecti)
- ポプラ社 (2009年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591111031
感想・レビュー・書評
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6編からなる女ばかりが主役の短編集。
表向きは仲の良い友達、知り合い、裏ではお互い気に入らない部分を探したり、自分が上でいたいと思ったり…この感覚は女性ならではかなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすい文章は、さすがは直木賞作家。
女性たちの見え隠れする嫉妬なるものは
男たちにはわからないし、
感じられないのであろう…。
それが男と女の関係を
また、面白くしてくれるのだろう。 -
林真理子さんで「嫉妬」。そりゃもう。
えげつないドロドロした斑の感情を笑顔の下に隠した女たち。この後味の悪さが林真理子さんのリアル感。 -
嫉妬。
あ〜あるなぁこういうのって思いながら読んだ。
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読んだような気もするし、読んでいないような気もするし。
でも、おもしろかった。 -
いろいろな形の、嫉妬。
嫉妬を色で例えるのなら、やっぱり黒だろう。
あぁーこわい。
林真理子はあまり好きではないけど、こうゆう黒い話を書かせると、やはり魅力的な物語りなのだ。 -
林真理子さんは女の嫌な部分を書くのが
とっても上手な作家さんだが
今回の短編集はその中でも静かな方かと思いました。
個人的に好きなのは「女ともだち」。
読み終わった後、嫌~な気持ちになりましたよ(笑) -
真理子の上流階級への羨望話はどれも秀逸。
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この方は女性の醜い部分を書くのが上手いな~と思った。
深く考えず、さくさく読めて、漫画感覚です。