(P[あ]1-1)The MANZAI1 (ポプラ文庫ピュアフル あ 1-1)
- ポプラ社 (2010年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591113721
作品紹介・あらすじ
やたらと暑い十月最初の木曜日-転校生の瀬田歩は、サッカー部の次期キャプテンと噂される秋本貴史に呼びだされた。貴史とほとんど口をきいたことのない歩には、その理由がわからない。放課後の駐輪場で「なぐられっぱなしだけはいやだ」と唇をかみしめる歩。ところが、彼の耳に入ってきたのは、思ってもみなかった貴史からの申し出だった…。対照的なキャラクターの中学生が出会い、葛藤するさまを、繊細かつユーモラスに描いた青春小説シリーズ第一弾。
感想・レビュー・書評
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中学生独特のノリ。
すごく楽しそうで、もう一度あの頃に戻りたいなと感じる作品でした。
二人の漫才の掛け合いはとても面白かったです。 -
一番最初に読んだのは中学生の時だった気がする。昔からお笑いや漫才が大好きな私にとっては「笑い」って本当に人を救うし幸せにするよな…と胸を打たれるお話でした。こういう「お笑い」がテーマの作品、もっと読んでいきたい。
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キュッとおもしろい!小学生の時に読みたかったかなぁ。
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字が大きい、ページあたりの文字数が少ない、子供向け/ いかにも女が書きましたって感じ/ 浅い/ でも漫才書くのは難しいだろうな、プロでも面白いの書けないんだから
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中学2年生、子供以上大人未満のきらめく時代を、笑うことが最強だと信じる秋本に引っ張られるようにして漫才コンビを結成することになる歩。みんなそれぞれの事情がある、これからそういう問題も消化しながらどんな漫才トークを展開してくれるのか、生き生きした会話が楽しみである。
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2017年では76冊目 -
ヒロコサンからお借りした本!
バッテリーのイメージが抜けなく、バッテリーの雰囲気の漫才な感じかなー?と、思って読んでいましたが。なんとも笑いの裏にある少年たちの心の切なさがたまらん一冊でした!!!
腹から笑って、転がって、そして、これなら明日も頑張れる。
なんて。なんて。一番楽しくて眩しいはずの10代の少年たちが思っていいのか!?なんてある意味胸がギューと、する思いでした!
でもなんとも10代の若さといい意味での軽さが、なんとも絶妙で夢中に読み終えてしまいました!!!
私、バッテリーよりこっちの方が好きかも!!! -
あさのあつこさんの本を読むのは初めて。
これは学生時代に読みたかったかな… -
秋本の真意がまだよくわからない。
一巻に詰め込んだ感があるけど、全体の展開が早いので、どんどん読み進めたくなった。
漫画を読んでいるような感覚。
疲れた日常を送っているわたしには、ビタミン剤のような作品でした。