- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591113745
作品紹介・あらすじ
中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。彼女と一緒に図書室に通いつめるなどして学校生活を送る菜穂。しかし、13歳の誕生日にママが「爆弾発言」をしたことで、状況は一変した。ママとは強い絆で結ばれていると思ってたのに…。注目度急上昇の作家・石井睦美の心温まる一作。
感想・レビュー・書評
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続編『群青の空に薄荷の匂い』は既読。続編は主人公と友人が付属の高校生になってからのお話に対して、こちらは中学入学の出会いからのお話。こちらの主人公・菜穂は、やはり3年分の幼さはありますが、素直さ、ひたむきさに好感が持てます。悩みはあるものの家族や友人関係が理想的に良好でキラキラと眩しく輝いて見えます。
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これからは
「全然!」じゃなくて「ちっとも」
って言おうと思った。 -
「中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。彼女と一緒に図書室に通いつめるなどして学校生活を送る菜穂。しかし、13歳の誕生日にママが「爆弾発言」をしたことで、状況は一変した。ママとは強い絆で結ばれていると思ってたのに…。注目度急上昇の作家・石井睦美の心温まる一作。」
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小学生の時から今になるまで、宝物にしている本。
小・中学生に読んで欲しい。 -
2020/6/15
910||イシ (3階文庫)
おいしそうなタイトル。
とっても平和・・・
と思いきや、母の爆弾発言で中学生になったばかりの菜穂の日常が突然一変してしまいます。
仲のいい友達もできて一緒に過ごす時間、母へのちょっとした反発、子ども扱いされるとイラッとするお年頃。
みんなも共感できるんじゃないかな。 -
焼き菓子を食べたくなる。
菜穂ちゃんも、菜穂ちゃんのママも、パパも、
とても素敵な生き方をしているよね。
もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?
学生のうちに読んで欲しい本だなあ -
2014/03/16
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友達と、ママと、パパと、それからわたし。
ティーンになる喜び、大切な友との友情、母親を一人の人間として認めること。菜穂は確実に大人になっていく。菜穂は周囲の人に恵まれているなあ、という印象。優しい物語。 -
タイトル借り。ピュアフル文庫なのでピュアです。とっても。主人公の友人が私と同じ名前(漢字も)だったので親近感湧いた。大人と子供の境目ってほんとどこなんだろうな。続編も読もうと思う。2011/526
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自分が中学生だった時にこれを読みたかったな。