ルマの不思議なお店 三日月の魔法をあなたに (新・童話の海 6)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591114759

感想・レビュー・書評

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  • 十歳になったときから、おばけや妖怪が見えるようになってしまった飛鳥。姉から「ルマの不思議なお店」のことを聞いて、相談に行くことにする。

  • 系統としてはあんびるやすこさんと、廣島玲子さんと似たような感じ。美しくあたたかみのある作風が好みドンピシャ!

  • 飛鳥は10歳になってから、人には見えないはずの幽霊のようなものが見えるようになってしまった。花の精や、怪盗のような姿の老紳士なんかは怖くないけど、ちょんまげで浮かんでいる男の人とか、怖いものも見える。
    飛鳥も住む町・風早の三日月町にルマの店があると噂がある。不思議なこと困りごとを解決してくれるからと、お姉ちゃんがネットで検索してくれた。
    もとめる人にならたどり着けるルマの店。飛鳥はお化けが見える生活とは縁を切りたいからとルマの店をさがす。
    そこにいたのは、ふんわりとした黒髪に、黒のドレスの可愛い女の子。ただし、瞳は赤く、牙がある・・・ルマは吸血鬼だった。
    黒いウサギを使いの魔にし、ルカは三日月町を守る番人だという。

    飛鳥は霊感を取り除きたい、とルマに相談したけれど、見えなくなっても、それらはそこに存在するのだと聞かされて・・・

    続きも出そうなものがたり。中学年くらいから、女子むけファンタジー

  • 怖いお話なのかと思っていたけど、お化けの優しさに気づくいいお話だった。

  • 図書館:この著者の本は、やはり面白い。キャラも魅力的で、テンポも良くて読み易いし、絵も❤。やさしくて、可愛いらしい物語でした。ちょっぴり終わり方が少し物足りないが、続編があるなら読みたい本。

  • …あれ、三日月って話になんか関係あったっけ。
    ああ、町の名前か。

    児童書です。
    紛うことなく児童書です。

    10歳になると突然幽霊やらなにやらが見えるようになってしまった少女飛鳥は、その能力を消して貰おうと、「ルマの店」を訪ねる。

    という話。
    正直クライマックスのぐたぐたは要ったのかとは思いますが、まあ手っ取り早くオチつけるにはいいのかもですねぇ。
    でもやっぱり要らないと思う。

  • お化けが見える女の子が、ルマと、いう女の子に出会って、
    仲良くなるというお話。

  •  幽霊になるのは――たましいがこの世に残るのは、どこかさみしい、かなしい人たちなの。
     だからあの人は、きっと幸せじゃあなかったの

  • 10歳になったら、急におばけとか妖怪が見えるようになった飛鳥。
    三日月町に行けば、何でも解決してくれる「ルマの不思議なお店」があるという。
    飛鳥はこの現象を治してもらおうと、ルマのお店を探しに出かけた。

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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