([る]1-3)8・1・3の謎 怪盗ルパン全集シリーズ(3) (ポプラ文庫クラシック る 1-3 怪盗ルパン全集)
- ポプラ社 (2009年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591114988
作品紹介・あらすじ
ダイヤモンド王・ケスルバッハがホテルで惨殺された。部屋にはルパンの名刺と謎の数字「813」が。事件をめぐって鬼刑事ルノルマン、名探偵ホームズ、そして冷酷無比の殺人鬼が決死の闘争を繰り広げる。そこにはヨーロッパ中を巻き込む大陰謀が隠されていた…。
感想・レビュー・書評
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少年探偵団シリーズが大好きで、初恋が小林少年である私。
これ…小学生のころに読みたかったなあー!
はらはらどきどきしながら読んで、結末にはびっくり仰天したことだろう。
冒険活劇、そして倫理観どうなってんねんという箇所もありつつも、
人間くさく切ない幕切れが良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少年探偵団シリーズの文庫復刻版が昨年終わったと思っていたら、今度は怪盗ルパン全集の文庫復刻版がが出てたとは!
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子どもが別シリーズ(10歳までに読みたい世界名作)で好きなのでオリジナルを読んでみました。
現代の感覚ではツッコミどころも当然あるが、とてもスリリングな展開で楽しく読めました。
私も子供の頃読みたかったな。 -
鬼気迫る筋立てであったり、813という謎の文字であったり。あるいは高貴な血筋であったり。もう少し当時の歴史に明るければもっと楽しめたかもしれん。少し歴史を学んでまたトライしてみよう。
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鬼気迫る筋立てであったり、813という謎の文字であったり。あるいは高貴な血筋であったり。もう少し当時の歴史に明るければもっと楽しめたかもしれん。少し歴史を学んでまたトライしてみよう。
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ダイヤモンド王・ケスルバッハがホテルで惨殺された。部屋にはルパンの名刺と謎の数字「813」が。事件をめぐって鬼刑事ルノルマン、名探偵ホームズ、そして冷酷無比の殺人鬼が決死の闘争を繰り広げる。そこにはヨーロッパ中を巻き込む大陰謀が隠されていた・・・。
【解説/池上永一】 -
奇想天外な展開でルパンが大活躍します。
ホームズを侮辱しているのが許せません。
この時代は、あまり著作権とか気にしなかったのだろうなあ~ -
真犯人が最後まで分からず。
どこに伏線があったのだろうか。
仕掛けの謎ときは相変わらず面白い。 -
内容と人物の描写が難しい。これを小学生のときに確信を持って読めたら、よほどの天才児じゃないだろうか。サクサク読めないという点では、マイナスであるが、今から50年以上前の作品でこれだけのワクワク感を出せるのは、さすがルパンシリーズ、クラシックだ。
じっくりかみ締めて読んだが、久しぶりの謎解きが楽しかった。小学生の時はただ文字を追っていただけだと改めて思う。差別表現も多くて、当時の戦争時代の名残だろうが、文章の最後にあえて表現はそのまま出したとの脚注があった。しかしそれでも、過激過ぎる表現と感じた。知的障害的(発話障害)な表現を「おし」ということがはじめて知った。たぶん小学生のまーちゃんは、知的障害ということ自体の発想もなかったかもしれない。 -
盗む、窃む、偸む。人気があるといわれる「8・1・3の謎」は、その人気通り面白いですね。もっと早くに、というか小学生のころに読んでおきたかった1冊です。きっとワクワク数時間で読んでしまうでしょう。男の子は好きだよなぁ、ルパンの性格や会話、行動などすべて。