([る]1-3)8・1・3の謎 怪盗ルパン全集シリーズ(3) (ポプラ文庫クラシック る 1-3 怪盗ルパン全集)

制作 : 池上 永一 
  • ポプラ社
4.11
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本棚登録 : 157
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591114988

作品紹介・あらすじ

ダイヤモンド王・ケスルバッハがホテルで惨殺された。部屋にはルパンの名刺と謎の数字「813」が。事件をめぐって鬼刑事ルノルマン、名探偵ホームズ、そして冷酷無比の殺人鬼が決死の闘争を繰り広げる。そこにはヨーロッパ中を巻き込む大陰謀が隠されていた…。

感想・レビュー・書評

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  • 少年探偵団シリーズが大好きで、初恋が小林少年である私。
    これ…小学生のころに読みたかったなあー!
    はらはらどきどきしながら読んで、結末にはびっくり仰天したことだろう。


    冒険活劇、そして倫理観どうなってんねんという箇所もありつつも、
    人間くさく切ない幕切れが良かった。

  • 少年探偵団シリーズの文庫復刻版が昨年終わったと思っていたら、今度は怪盗ルパン全集の文庫復刻版がが出てたとは!

  • 子どもが別シリーズ(10歳までに読みたい世界名作)で好きなのでオリジナルを読んでみました。
    現代の感覚ではツッコミどころも当然あるが、とてもスリリングな展開で楽しく読めました。
    私も子供の頃読みたかったな。

  • 鬼気迫る筋立てであったり、813という謎の文字であったり。あるいは高貴な血筋であったり。もう少し当時の歴史に明るければもっと楽しめたかもしれん。少し歴史を学んでまたトライしてみよう。

  • 鬼気迫る筋立てであったり、813という謎の文字であったり。あるいは高貴な血筋であったり。もう少し当時の歴史に明るければもっと楽しめたかもしれん。少し歴史を学んでまたトライしてみよう。

  • ダイヤモンド王・ケスルバッハがホテルで惨殺された。部屋にはルパンの名刺と謎の数字「813」が。事件をめぐって鬼刑事ルノルマン、名探偵ホームズ、そして冷酷無比の殺人鬼が決死の闘争を繰り広げる。そこにはヨーロッパ中を巻き込む大陰謀が隠されていた・・・。
    【解説/池上永一】

  • 奇想天外な展開でルパンが大活躍します。

    ホームズを侮辱しているのが許せません。

    この時代は、あまり著作権とか気にしなかったのだろうなあ~

  • 真犯人が最後まで分からず。
    どこに伏線があったのだろうか。
    仕掛けの謎ときは相変わらず面白い。

  • 内容と人物の描写が難しい。これを小学生のときに確信を持って読めたら、よほどの天才児じゃないだろうか。サクサク読めないという点では、マイナスであるが、今から50年以上前の作品でこれだけのワクワク感を出せるのは、さすがルパンシリーズ、クラシックだ。

    じっくりかみ締めて読んだが、久しぶりの謎解きが楽しかった。小学生の時はただ文字を追っていただけだと改めて思う。差別表現も多くて、当時の戦争時代の名残だろうが、文章の最後にあえて表現はそのまま出したとの脚注があった。しかしそれでも、過激過ぎる表現と感じた。知的障害的(発話障害)な表現を「おし」ということがはじめて知った。たぶん小学生のまーちゃんは、知的障害ということ自体の発想もなかったかもしれない。

  • 盗む、窃む、偸む。人気があるといわれる「8・1・3の謎」は、その人気通り面白いですね。もっと早くに、というか小学生のころに読んでおきたかった1冊です。きっとワクワク数時間で読んでしまうでしょう。男の子は好きだよなぁ、ルパンの性格や会話、行動などすべて。

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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