- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591115381
感想・レビュー・書評
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映画化されたので読んでみました。
ブタのエルメスが登場して、(ゴージャスだな)と思いましたが、『電車男』のヒロインとは違い、Ladyのエルに雌(メス)をつけたネーミングで、まったくブランドからではありませんでした。
1日1件しか客をもてなさないレストラン。
採算はまったく取れていないのではないでしょうか。
客に幸せを与えるステキなレストランですが、ヒロインはつらいことを忘れるように里帰りして店を開いており、ショックで声が出なくなったままです。
筆談で人と話をしているため、作品全体に会話が少なく、とても静かな感じがします。
大切に生きるということは、丁寧に命をいただくことにつながります。
大好きな祖母が息絶え、冷たくなっているその横で、祖母が作った料理を食べるヒロイン。
かわいがっていたエルメスを解体し、おいしくいただいたり、窓に激突して死んだ鳥を調理して食べるなど、ギョッとするシーンもありますが、生きることは食べること、死を引き受けることだと伝えているようです。
死を無駄にしてはダメだと、調理する姿勢に、生きる覚悟を見る思いがしました。
これは原作もチェックしようと思います。映画も気になるなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
命を『いただく』という事を考えさせられます。
ラストの「おいしい」が堪んない。
とても素晴らしい言葉です。 -
料理が想像できておなかがへる。こういう人が増えると、世の中かわるかもね!
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原作を読んでみようと思う。
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やさしい絵柄に油断してた。
おもいっきり泣きました。 -
エルメス…><
とても暖かい雰囲気を持った一冊です。
映画版も気になります。 -
「船を建てる」が大好きだったので、買ってみたのですが…。
うーん、雰囲気は好きだけどやっぱり「船を建てる」の方が好きかも。
ちょっと思っていた雰囲気と違ったので★ふたつ。 -
私たちは日々、命を食べてるんだなあ…。そうだね、豚は決して愛玩動物ではないね。よくわかった。痛いけどおいしい。おいしいね。
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コミック 食堂かたつむり
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やさしい雰囲気の本。
いや、何というか自然体っていう感じかな。
映画見てみたいなぁ。
「途中であきらめずに最後までやりなさい」っていう台詞が一番印象に残った。