([や]2-1)幸福ロケット (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591115497

感想・レビュー・書評

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  • かわいい~!!の一言に尽きます。
    香な子も、コーモリもいい!!
    小学5年生、なんていうのか初恋の初々しさが本からにじみでてるような気がしました。
    コーモリのさりげない優しさ、母思い、強さが素敵です。
    息子よ!!こんな子になって~と願わずにはいられません。

    私の一番のツボは町野さん。
    こんな女の子いるよな~と思いながら
    「300円以上のお菓子しか食べないの」っていう町野さんが一途にコーモリを思い、最後は香な子に味方する彼女を応援したくなりました。

    • まろんさん
      きゃ~、noboさん♪
      山本幸久さんの本の中で一番好きなこの本、読んでくださったんですね!うれしい♪

      コーモリくん、いいですよね~!
      私も、男の子がいたらぜったいこんな子にしたい!と思いました(笑)
      noboさんちの男の子たちは、意識せずともコーモリくんのような
      やさしいだけじゃなくて男気もある、素敵男子に育っているに違いありません♪
      旅立つコーモリに会うために、こんな時のために私は勉強してきたんだ!と
      小学生なりの知恵をふりしぼり、駆け出す加な子も
      空気の読めないお嬢様然としていた町野さんが
      最後の最後に加な子に示す
      「武士の情け」みたいな不器用な気遣いも
      みんなみんないとおしくて。
      読んでくださって、コーモリたちを気に入ってくださって、ほんとにうれしい♪
      ありがとうございます(*'-')フフ♪
      2013/04/17
    • nobo0803さん
      まろんさん

      「幸福トラベラー」を図書館で予約をしているのだけど、まろんさんの「幸福ロケット」おすすめ♫
      のお言葉ですぐに図書館に走りました!(^^)!

      この本に出ている漫才師のお話がもしかして「凸凹デイズ」??と思いながら、次読むのが楽しみになってます。
      山本さんの本は登場人物がリンクしているところが読んでてワクワクしてきます(#^^#)
      2013/04/21
  • 小学5年生の女の子が恋に友情に勉強に将来に自分自身にもの思う様子を描いた作品です。
    さわやかな青春もので気軽に安心して読めると思います。
    といっても、気恥ずかしくなるような純情ぶった文章ではなく、ニヒルでユニークな主人公の視点から茶化すように文がつづられ、それも見どころの一つです。


    私自身、小学生が主人公の、いわゆる児童書的なジャンルの本を読むのは久しぶり(国語の授業以来)だったのですが、意外と楽しめました。

  • お仕事系の小説が得意な山本幸久。大人を主人公にした作品はどれも面白くて、著作をすべて大人買いしたけれど、子どもを主人公にした『ヤングアダルトパパ』が生理的に駄目でした。だから、小学生が主人公の本作はおそるおそる読みはじめたのですが、やられた(笑)。序盤中盤はわりと普通、終盤に胸キュンキュン、切なさにちょっぴり涙。具体的には230頁目付近。もう、大好きです。

    小学5年生の山田香な子。平凡な姓にへんてこな仮名遣いの名、クリスマスイブ生まれ。文京区の高層マンションに住んでいたのに、父が突然仕事を辞め、母の実家である葛飾区の工務店に勤めるという。最初からお父さんが婿養子に入っておいてくれたなら、ありふれた「山田」じゃなくて、母の旧姓で画数の多い「福園」になれたのに。だいたいお母さんには弟がいて、婿養子に入る隙なんかなかったはずが、叔父さんはぐうたらで、真面目なお父さんが本当に継ぐことになりそうだ。こんなわけで転校を余儀なくされた香な子だが、不幸中の幸いは、年度の変わり目に転入できたこと。そのおかげで転校生だということが目立ちにくい。さらに目立たぬようにとおとなしく本を読んでいるときに声をかけてきたのが同級生の小森くん。本を読む人間がよほど珍しいのかあれこれ聞かれ、言葉を交わすように。ところが小森くんに想いを寄せる美人優等生の町野さんから仲を取り持ってほしいと言われて……。

    香な子と小森くん、ふたりで歩く帰り道が目に浮かぶよう。周囲の大人もいい人ばかりで和みます。ものすごく嫌な子だった町野さんにも最後にはホロリとさせられ、オマケのように付いている数年後の様子にもニヤリ。著者の作品をこれまでにも読んでいる人ならば、小森くんが聴くラジオ番組のくだりはさらに楽しめます。

    初恋ってこんなもの。思い出せば笑ってしまうけれど、切なくてキュンとなる。あ~、幸せ。やっぱり山本幸久はやめられない。

  • 妻が持ってた本、多分小学生の娘も読んだと思われる本を、出張の移動時間用に持ち出して読んだ。ラストシーンには素直に感動、言葉にできない気持ち、恋とはこういうものだったなと懐かしさで一杯になり、いい大人がティッシュで涙を拭きながら読んだ。またいつか読みたい。(2016.7)

  • 自称クラスで八番目にかわいい香な子を主人公とする、山本幸久版「小さな恋の物語」。
    小学五年生の恋話なのにストーリーが嘘臭くなく、ラストシーンには涙がこぼれました。打算的な生き方をしてしまっている大人たちに、本当の恋と友情を教わったかのようです。
    山本作品の文庫版のお楽しみである書き下ろし短編もGOOD!まさかのカップル誕生でした。また、個人的に嬉しかったのは、アカコとヒトミの登場。元気そうで何よりです。あと、元モデルで美人でちょっと怖い女性教師って、私もいいと思います。

  • 2時間ほどでサクッと読めるし、小学生たちの物語だし、こりゃジュブナイルやな。
    …と思わせておいて、実は大人読者を視野においてるあたりが、なんともニクい小説である。

    まず何よりも香な子やコーモリの目を通して見る大人のカッチョ良さは大人だからこそ味わえるように書かれている。香な子の両親なんかは典型的だし、そうでなくても、モデルあがりの担任のツンデレ魅力やコーモリのお母さんの「女は努力すればきれいになれる、男は苦労してカッコ良くなる」なんて言葉もそう。

    そして、香な子の読むダールや、極め付きは香な子のお父さんの蔵書、ウルフガイにヨコジュンに半村良にかんべむさしって…こりゃもう絶対確信犯。

    ラストシーンは秀逸。香な子の純愛疾走とコーモリの純愛成長に大人は涙するんよね。大人だから自分の時を思い出して涙し、親だったら自分の子供たちのことを思って涙してしまう。

    余談だけど、作者の名前、なんだか知ってる人に良く似てる(笑

  • おとなは、子供はわからなくていいって大事なことを話してくれない。それに、好きな男の子も、転校することを話してくれなかった。もうおとなになったつもりなの?

    11歳になる前、香な子に起きた初恋のお話。

  • 子どもの塾の教材で使われていて、続きが気になって読みました。うちの子と同い年の子たちの話だし自分が小学生だった頃も思いだしながら一気に読めました。町野さん、ごめんなさいと最後に思うこと間違いないです。

  • 小学生になったら、子どもにも読ませよっ

  • 山本幸久お得意の、いつものほっとあたたか切ない、よくできたお話。
    今回は珍しくも小学生が主人公。

    家族の話や、恋の話、友情、よくある素敵な題材が、小学生という不器用な年代を主人公にすることでまた、新しくて、あたたかくて、ほろり。とします。

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