Railway Stories

著者 :
  • ポプラ社
3.24
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  • 本棚登録 :182
  • レビュー :39
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591116647

作品紹介・あらすじ

青春時代の恋、家族の原風景、クラゲの変態、浮かんでは消える記憶の欠片…十篇の珠玉短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 「夏の雫」
    透明感が漂うさらさらとした感覚。
    13ページの短い話の中で堪能させていただきました。 

  • 短編集。部分的に良い物があった。「失われた鳥たちの夢」、「さようなら、僕のスウィニー」、「キャラメルの箱」は好き。

  • 相変わらずの透明感ある文章の、短編連作小説。中学生の淡い恋物語に始まり、子どもを持ち、父を喪うまでの物語。
    この人の作品は全て好きとは言えないけど、気が向いたら手に取って読もうと思うくらいには好き。

    この作品も、涙を溢してしまいそうになる物語もあれば、気持ち悪いと感じてしまう話もあった。

    ---------
    どこか村上春樹的なものを感じるなあと思い、自分の感性に不安を覚えて調べたらその通り、大崎善生さんは村上春樹ファンで影響を受けているらしいことが分かった。納得。

  • 図書館で。聖の青春は前に読んだことがありますがもう一度読んでみようかなあとか思いました。
    もっと鉄道モノなのかと思ったら違ったのでちょっと残念。装丁がものすごく綺麗。使用している紙もちょっと軽めのバルサかなあ?素敵な本だなあと思いました。

    私は女性でどちらかと言えばリアリストなので。こういうなんというのか地に足が付いてない男性に限って恋人がしっかりしすぎててどこか危なっかしい非現実的な女の子に惹かれちゃうんだよねえ〜とか冷めた目で見てしまいました。恋人がしっかりしすぎたのはアンタがだらしないからだってのって辺りが歯がゆい。と言うわけでスウィニーちゃんは女性から見たら大分したたかな女の子に見えますがどこか夢見てる男性にとっては妖精のような現実世界には生きにくいキセキのような女の子に見えるんだろうな。うん。

    個人的には禁煙の話が面白かったです。そんなにつらいんだ…。でもなんで親に苦労かけて身を切られるほど辛いとか言う人に限って学生時代バカやって仕送りで長いこと食べてたりいつまでたっても自立できなかったりする人が多いのかなあ?不思議だ。つまり自分への罪悪感が辛いという事なのだろうか。難しい問題だなあ〜

  • 少しだけ残念だった。
    だから評価は、甘く見積もって☆3つ。

    この著者の、文章の美しさが好きだ。
    けど、その美しさがあまり感じられなかった。
    美しくなくは決してないけれど、期待値が大きいからなのか、凡庸としか思えない。
    普通。


    Railway storiesという割には鉄道はおまけ、というか、別になくてもいいようなおざなり感満載。
    ま、ポプラ社のPR誌(かな?)に載っけてたやつでしょ?
    こんなもんか。


    残念だった。
    ☆2つでもいいや。

  • 電車に揺られているとき、ふとよみがえる記憶。

    かつて出会った人々、同級生や、恋人、妻や親、
    今はもう記憶のなかででしか会うことのない、懐かしいあのとき感じたこと。

    切ないねぇ。淡いねぇ。

    年の離れた妻、とか将棋にのめり込む小説家の青年時代、とか
    ところどころ著者とかぶる。

    透明感、って言葉がよく合う。いいね)^o^(



  • 手記と小説の間のような話
    毎日電車には乗っているけれど
    こんな風にロマンチックな乗り物だったらよかったのに

  • 電車普段乗らないので、すごく新鮮でした。
    「悲しい」って言葉の使い方がとてもかっこいいなあと思いました。
    お気に入りは、煙草の話。家族が私以外ヘビースモーカーなので、あまり他人事っぽくなくて。
    本文の紙が綺麗な色で読むのが楽しい。ベッドの中で、スタンドの明かりで読みたい色だなあと思います

  • 電車が絡んだ短編集だが、読み終わった後に電車の記憶が残らない。酒と将棋と謎の外人の少女に溺れるハナシである。

  • 電車がテーマとなった短編集。
    いや、電車がテーマというより、電車にまつわる様々な思い出がテーマというべきか。
    電車はメインではなく、車窓が蘇らせる記憶がメイン。
    やはり大崎さんの小説は日本語が美しいと思う。物語中に登場するモチーフや例えが巧みで、それらが物語を心にしみこませる。
    「不完全な円」という短編がすごく好きでした。

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