- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591117545
感想・レビュー・書評
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ジュンク堂池袋店の書店員さんのエッセイ。
棚の分類、発注のタイミング、客注での冷や汗、手強すぎるお客様、等々。ご苦労様です!の連続。
各フロア担当者さんの棚づくりへの悩ましい分類と情熱が知れ、行ってみたい本屋さんのひとつに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
僕自身も元書店員として共感できる部分もあったため、あっという間に読み進めました。リブロとジュンク堂の違いや、新宿紀伊国屋の凄さ、棚作りについてはさすがだなぁと頷いてみたり、また、ところどころ出版社への注文や愚痴があったりして、それにもやはり共感できてしまいました。 終章ではこれからの若い書店員の方へのメッセージが込められてますが、登場する若手書店員の方々は皆、書店を志望して入社されているそうで、彼らの売場の工夫や棚作りを愉しむためにも、今後もやはり本は書店で買いたいと思わせる内容でした。
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書店員さんが「お客さん」「出版業界」「出版社」について持ち上げることなく思ったことを素直に書いてあるエッセイなので書店の仕事がどういうものか分かるエッセイとなっている気がします。
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著者リブロ時代の前作『書店風雲録』(ちくま文庫)の続編は、ジュンク堂が舞台。書店で起きていることがよく分かり、業界で働く人間としては勉強になる一冊。お客との日々の攻防や個性あふれる書店員のエピソードなど、著者の独特な筆致でユーモラスに描かれている。
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本屋の内情が覗けて楽しかった。書店員、楽しそうだなー。リブロから、ジュンク堂に転職したんですね、知らなかった。