五龍世界(WOOLONG WORLD)―霧廟に臥す龍

著者 : 壁井ユカコ

• ポプラ社 (2010年6月4日発売)

作品紹介・あらすじ

やさぐれ道士に育てられた少女ユギ。龍人の子や金髪の青年牧師と出会い、運命が動き出す-。

感想・レビュー・書評

[Roko（ろこ）さんの感想 · 2012年4月29日]

本屋ではSFコーナーに並んでいました。
一般文芸書を眺めていたら見つからないわけだ……

壁井さんの書く女の子は可愛い。
ユギの辛い過去にも負けないたくましさが魅力的。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2012/12/20]

｢壁井さんの書く女の子は可愛い｣
チョッと読んでみたいと思ったけど、、、Amazonでは品切れ。。。2もあるみたいですね。

[aisoraさんの感想 · 2010年10月11日]

やさぐれ道士に育てられた少女ユギが、龍人の子や金髪の青年牧師と出会い、成長していく中華ファンタジー。
なんなんだろう…。ラノベ作家さんらしい彼女の文体はとても読みやすくて、登場人物はみんな魅力的。なんだけど、なにかほんの少し違和感があるような。ないような。
明らかに『続く』というエンドロールが隠れてるような終わり方。これで続かなかったら、解決されてないこと多すぎて物語としてどうよ？って気がするもん、たぶん。

[porlaandcardさんの感想 · 2010年8月26日]

キャラクターの魅力がすごい。
ヒロインとやさぐれ導士、感情の薄い不思議な青年、見た目は美形なのに品の悪い金髪碧眼だったり龍人の子だったり、色鮮やかなキャラクターたちが動く姿が目に浮かぶよう。
表現が現代的。これは好みが割れそう。読みやすい。
中国の雑多な町並みの描写なんかは壁井先生の構成力が光ってる。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2021年10月12日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/
図書館・請求記号　913.6/Ka115/4(1)/

[tomoyoさんの感想 · 2018年12月14日]

キャラが立ってないというか、性格・輪郭がぼやけてる感じがして盛り上がりに欠けた。
設定は面白い。続きに期待。

[sayapikoさんの感想 · 2018年4月11日]

壁井さん、初作品です。
ファンタジー小説オススメと聞いたので読んでみました。

きちんと世界観があってそれぞれのキャラクターも楽しくてサクサクっと読み進められました。
師匠と別れユギの闘いはこれからなカンジなので続きが気になります＾＾
まだまだ子供っぽいユギの今後の成長が楽しみ♪

[mina0704さんの感想 · 2017年6月28日]

壁井ユカコさんのキーリが面白かったから読んでみたけど、前半なかなか話が進まないため興味をもてず、キャラクターに入り込むこともできず、挫折。
レビューを見る限り、後半は話が進んで面白くなるみたいだから、また今度再チャレンジしてみよう

[moondrop421さんの感想 · 2016年6月27日]

ヤバい。面白い！
なんだこれ？漫画か？いや、アニメ？
アニメの原作とかにしたら大ヒット間違いなしなのに！！
度々背表紙に目が行っていたのだけど、今回1冊だけ試し読み。
この漫画っぽい内容ながら、ちゃんと背景やキャラが立つ描写力！凄いなぁ～。全部読むぞ！！

[行さんの感想 · 2016年2月11日]

物語の序章ということもあるんだろうけど、中々話が進まずまどろっこしい印象で読みづらかった。
最後の蠱との戦いあたりから面白くなって来たので今後に期待したい。
でも主人公のユギのややこしい性格は好きになれない気がする。

[さなさんの感想 · 2014年4月28日]

わくわくさせられる中国(風？)ファンタジー。
蟲毒の話だけやたら印象に残っています。魅力的な人物を描くなあと思いました。
十二国記が好きな人にはオススメできます。もうちょっと砕けてるかな。

著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ　死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』（電撃文庫）、『エンドロールまであと、』（小学館）など多数。

「2009年 『ＮＯ　ＣＡＬＬ　ＮＯ　ＬＩＦＥ』 で使われていた紹介文から引用しています。」