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- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591118863
感想・レビュー・書評
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#読了 NHKでドラマ化した志賀直哉の「流行感冒」が読みたくて。ドラマも面白かったけど、やはり小説でも面白い。今も昔も、流行感冒に対する人の動きって変わらないんだなぁ。
正岡容は存じ上げず、初めて読んだ。小説の題材そのままのような軽快なお話だった。師匠が病床で猫をやってみせたけど、その描写はわずかにも関わらず眼に浮かぶようだった。
里見弴の「秋日和」は、周りのおせっかいにイラッとさせられながら、きっとその当時はこういうおせっかいをする人情がそこかしこにあったんだろうなと、少し寂しさを感じると共にあったかい気持ちにもなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示