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Amazon.co.jp ・本 (162ページ) / ISBN・EAN: 9784591118900
みんなの感想まとめ
テーマは「罪」であり、作品は人間の内面や社会の矛盾を深く掘り下げています。特に、自由や平和を求める人々の姿と、それに伴う苦悩が描かれ、読者に強い印象を残します。登場人物たちは、時に偽りや仮面を被りなが...
感想・レビュー・書評
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「第三の鳩の物語」
ノアの洪水ならぬ戦火の火炎。
「人類は平和を見出すことができなかったのだ」
この一文は悲しい。
自由・喜び・安息・平和
この鳩は、実に多くを象徴して、空をさまよっている。
永遠の祈りだ。
「小さな出来事」
人として、だなんて、口では簡単に言える。
たとえそれが嘘や偽りであったとしても、倒れた人に手を差し伸べられるだろうか。
寄り添うことができるだろうか。
「罪」は、じつに巧妙に仮面をかぶって、正当ぶることもあるのだ。
それをつきつける作品だった。
「神父セルギイ」
なんともよくできた小説だ。
様々な欲が、自然に巧みに描かれている。
功名心や自尊心が、物事の本質から自分を遠ざけてゆく。
努力するからこそ、自尊心が生まれる。
どこまでもクリアで、謙虚で、けがれなき心。
それに憧れ、望む気持ちはわかる。
しかし、結局、人は神にはなれない。
一生自分の心を見張って、丁寧に生きていかなくてはならないのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ショートショート2篇と中編(トルストイ)という構成。86/100
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テーマが「罪」のせいか、宗教色の強いものが多かったように感じた。
『神父セルゲイ』の重厚感に圧倒された。トルストイの物語を読むのはこれが初めてだったが、こうした初めての出会いが沢山あるのも百年文庫の良さの一つ。 -
罪をテーマにしたアンソロジーだけど、普段過激なミステリーを読んでいる身としては、罪は罪だろうけど何て健気な罪の意識だろうと思う。
先の2編は大変短く、本書の殆どのページをトルストイの『神父セルギイ』が占める。ロシア文学はそれほど詳しくないが、ドストエフスキーは世俗的だけど面白く、トルストイは生真面目でお堅いなと思う。
神父セルギイは端から見たらだんだん悪いほうに転がってるように見えるが、人間の幸福の本質は何かを問いている。これもやはり良書だと思う。 -
ツヴァイク『第三の鳩の物語』
聖書に題材をえて、反戦を訴える。みじかっ!
魯迅『小さな出来事』
なんか美談めいた話。世相とかに託すものがあるのだろうが。みじかっ!
トルストイ『神父セルギイ』
抹香くさい話である。前の巻の『聖ジュリアン伝』に似たテイスト。『人間失格』っぽくもある? -
トルストイの『神父セルギイ』が圧巻過ぎて他の二作品が寓話的な印象しか残りませんでした。
『神父セルギイ』の信仰と俗とのせめぎ合い、聖とそれを売り物にする聖職者の俗物さ、神父の青年時代から老年までの心の動きや揺れの書かれ方がすごかったです。
ただ自分がキリスト教に対して知識を持っていないので間違った受け止め方をした部分もあるだろうな、とは思いますが…。作品を読む前に宗教的な知識を持つことの大切さも感じました。 -
強烈ではない存在感なのに記憶にのこりました
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ツヴァイク『第三の鳩の物語』、寓話みたい。
魯迅『小さな出来事』はタイトルのように本当に小さな出来事が書かれていて、短い話だけれど印象深い。
トルストイ『神父セルギイ』には啓発された。私には信仰のことはよく分からないけれど、これの人間の姿の描き方はすごいと思った。 -
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『第三の鳩の物語』ツヴァイク
ちょっと教訓的。あんまり好きじゃない。
『小さな出来事』魯迅
ささいなことが人生の指針になることがある。題名がいいな。
『神父セルギイ』トルストイ
最後だけは救いのある終わり方だったけど、生涯を通して悩みとおすセルギイを読むのはけっこう忍耐がいる。 -
ツヴァイク『第三の鳩の物語』
魯迅『小さな出来事』
トルストイ『神父セルギイ』 -
「神父セルギイ」これは私には理解不能。短編だし、ラストでは証明を省いて結論だけ述べてしまったようなものなので、すでにわかっている人にしかわからないだろう。
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トルストイ、意外と好きかも。
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トルストイの神父セルギイが圧巻だった
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第三の鳩の物語 ツヴァイク
ノアの放った3番目の鳩の視点から人間世界のできごとを見る。戦争が人の罪、ってことなんだろうか。まあそうなんだけど。
小さな出来事 魯迅
いちばん観念的な罪。誰に対して、というならば己に対して感じる罪の意識。正直この話が1番分かりやすい。
神父セルギイ トルストイ
これはロシア正教の神父さん?この本の大半を占める。序盤~中盤はわりと分かりやすかったんだけど。宗教的な小説の結論を理解できるほど知識がないのでなんとも。よく見られたいと、栄誉を追い求めることが罪ならば、最後には彼は救われたということなんだろうか。 -
「神父セルギイ」とてもよかった。信仰の放浪と苦悩。
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うん、たしかにみんな自分に厳しい。
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新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、2階文庫本コーナー 請求記号908.3/H99/8
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