(047)群 (百年文庫)

  • ポプラ社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119297

感想・レビュー・書評

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  • 期待と圧力、群集の中から目立った「個」はそれぞれの役割を押し付けられてくんだなーと

  • オーウェル『象を射つ』
    武田麟太郎『日本三文オペラ』
    モーム『マッキントッシュ』

  • 12/11/27 三人の作家の短編が1編ずつ。読ませるなあ。

  • オーウェルの「象を射つ」、モームの「マッキントッシュ」が面白かった。

    「マッキントッシュ」は南の海の島での白人植民地支配者の話なんですが、威張り屋で押しつけがましい、でも住民思いの行政官ウォーカーがなかなか魅力的。こういう人は当時の白人には少なかったのかもですが。

  • 百年文庫9冊目は「群」

    収録は
    オーウェル「象を射つ」
    武田麟太郎「日本三文オペラ」
    モーム「マッキントッシュ」

    いずれも初読だった。庶民のイメージを活写した「日本三文オペラ」と、「「官」と「民」のせめぎあい」が描かれるオーウェルとモームの短編。オーウェルとモームをこの枠で並べるとなんだかイギリスの古典小説っぽいなと思う。そういえばちょっと前に読んだコンラッドもそうで、イギリス国外が舞台だ。

    「マッキントッシュ」が特に面白かった。名短編「雨」を思い出させるような構成。『1Q84』も読んだところだし、オーウェルの『1984』もどこかで読みたい。

  • 象を撃つ/オーウェル
    日本三文オペラ/武田麟太郎
    マッキントッシュ/モーム


    第一作のオーウェルに釣られて手に取ったらモームの短篇が面白かったです。

    群=大衆の力ということだがそんなにブラックでもない(いやブラックユーモアだが笑)

  • 群衆、大衆がもつ不気味な力…。そんなテーマで集められたアンソロジー

    モームの「マッキントッシュ」が好み。…やはり鬱っぽい話が好きなんだな。人間の価値って「誰にとっての?」っていう問いかけありきの不安定なものなのかも
    まぁ現実的ん考えれば金銭的に換算することも可能ではありますが。


    「日本三文オペラ」は群像劇ってかんじ。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、2階文庫本コーナー 請求記号908.3/H99/47

  • 象を射つ
    土民が持つイメージを裏切ってはいけないという意識によって、白人は自由ではないというのが印象的だった。帝国主義が嫌いだと言いながら、坊主を殺したかったり、苦力が死んでよかったと思ったりしている。誰しも一番かわいいのは自分なんだと思った。

    日本三文オペラ
    難しかった。

    マッキントッシュ
    マッキントッシュがなんで死んだのかわからない。

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