ついてくる怪談 黒い本 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 222
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119631

作品紹介・あらすじ

図書館で『黒い本』という怪談を借りてきたぼく。本を読み進むうちに、本と同じような恐怖がぼくの周りでも起こり始めて……。
これは現実なのか、それともぼくが本の中にとりこまれてしまったの……!? 
二重構造の怖さと驚愕のラストは必読です! 

学校や日常生活の怪談を26編収録。
『終わらない怪談 赤い本』とあわせて読むと、怖さも二倍楽しめます。
ベストセラー「文学少女」シリーズのイラストレーター竹岡美穂の魅力の挿絵でおおくりします!

感想・レビュー・書評

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  • 『箱の中』は怖い。小学生の頃これを読んだせいでエレベーターに少し苦手意識があるんじゃないかと思う。『四すみの怪』が1番好き。

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    図書館で『黒い本』という怪談を借りてきたぼく。本を読み進むうちに、本と同じような恐怖がぼくの周りでも起こり始めて……。
    これは現実なのか、それともぼくが本の中にとりこまれてしまったの……!?
    二重構造の怖さと驚愕のラストは必読です!

    学校や日常生活の怪談を26編収録。

  • 本の怪談シリーズの1作目。
    図書館で「黒い本」を見つけたぼく。読み進めていくと、本と同じような不思議で怖い出来事が実際にぼくの周りで起こります。段々とお話と現実との境界線が曖昧になってきて怖さが増してきます。同時発売された『赤い本』とも繋がっていて続けて読みました。こちらも怖かったです。

  • 怪談を読むことがあまり無かったので新鮮で面白かったです。最後、1番最初を見返してしまいました!

  • ある少年が黒い本という怪談を見つけ、読み進めるうちに少年のまわりでも本の内容と同じことがおこりはじめるという話なんだけど、次になにがおこるのかを考えるとゾクゾクしておもしろいので、オススメです。

  • 20160308
    晴れた日には図書館へ行こうの作者さんだと読んでから気付いた。
    前から気になってはいたんだけどね。
    怪談もの、私、好きなんだな!なんだかんだいって!と久しぶりに思ったので、星は多め。
    大人向けも子供向けも、こう、隣り合わせの異次元みたいな感じの、少しゾッとする〜タイプの話が。
    話自体はソフトで、お話と主人公の行動がリンクしてるのが自然で良かった。
    でもさ、まぁ、なんていうか、留守番の時には小学生くらいだったら誰がきても出なくていいって教えるのが主流だと思ってたけどな…
    面白かったので、続きも読みたいなー

  • 面白い。本を読み進めるうちにぼくの周りに様々なことが起きていく話で、会談の内容は知っているものもあったがシンプルで分かりやすい文章にどんどんと読み進めていった。面白かったです。

  • いわゆる学校の怪談、という類の話だけど、怖い!児童書だからって関係ない。よくあるシチュエーションの怖い話でも、連打連打でくるとほんとに怖い。
    もってまわった書き方や余計な描写がなく、シンプルな文体が、かえってストレートに怖い話にしてる。これも児童書だからこそだろうけど、やはり話の構成といい、作者の上手さを感じる本だった。

  • 怪談は嫌いなのですが、読まなければならなかったので読んでみました。
    なので評価は二つ星ですが、嫌いなのでからめになっただけです。

  • 今は銀・金も、ある(゚o゚;;面白いし、怖いしまさに私の求める本!?(((o(*゚▽゚*)o)))

  • 図書室で偶然見つけた黒い本。その本を読み進めていく内に、僕の周りでも本のようなおかしなことが起こっていく…。

    赤、白、黒、のシリーズになっている怪談本。この黒は赤とも少しリンクしていて、両方読むとなお面白い。ゾクゾクするほど怖くは無いけど(大人には)、入れ子構造や話の作りは上手い!と思わせてくれます。

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著者プロフィール

緑川聖司(みどりかわ・せいじ)
大阪府出身。2003年『晴れた日は図書館へいこう』(小峰書店)で第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞の佳作となりデビュー。主な作品に「本の怪談」シリーズ、「怪談収集家 山岸良介」シリーズ(ともにポプラ社)、「七不思議神社」シリーズ(あかね書房)などがある。『世にも奇妙な物語』(集英社みらい文庫)、『炎炎ノ消防隊』(講談社青い鳥文庫)など、ドラマや漫画のノベライズも手がけている。

「2023年 『意味がわかるとゾッとする  怖い博物館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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