ヘンリーとサーカスのぞう
炭水車と転車台
やっかいな3だいの機関車
パーシーのしっぱい
内容
トーマスが支線に行ってから寂しいヘンリーとゴードンは仕事が増えて面白くない(ヘンリーは緑色に戻った)。サーカスが来て一瞬みんな張り切ったがすぐに忘れてしまった頃、トンネルがつまってしまったというので、ヘンリーが作業長と一緒に入る事になった。すると、ぶつかった先には怒ったぞうがいた。満腹になると機嫌が良くなったが、ヘンリーが蒸気を吐き出したら驚いたぞうに水をかけられた。作業員たちは笑っていたが、ゴードンやジェームスは同情してくれた。
エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームスのような炭水車をつけた大きな機関車は転車台を使う事になっているが、ゴードンは炭水車をとても誇りに思って自慢する。トーマスのような小さなタンク式機関車はそれをクスクスと笑う。ある日、ゴードンが機嫌が悪く強い風が吹いていたのでうまく転車台に乗れず、列車を後ろ向きで引く事になった。そんなゴードンをトーマスはからかった。ジェームスもからかったが、転車台に乗った時に強い風にあおられてメリーゴーラウンドみたいにくるくる回ってしまったので、逆にからかわれた。その晩、ヘンリーとゴードンとジェームスは怒りに駆られ、自分たちは炭水車つき機関車なのにばかにされている、ふとっちょの局長を困らせてやろうと相談した。
朝から局長の元へ、ヘンリーが機関庫から出て来なくて客が怒ってるとの話、早速行ってみるが、3台とも機関庫から出ようとしないので、局長さんは怒った。エドワードに客車集めのかわりをお願いしてその日は終ったが、エドワードは3台にいろいろ言われてしょんぼり。困った局長は新しくパーシーというタンク式機関車を入れた。パーシーはよく働く機転のきく良い子だった。さらにトーマスも手伝いに入り、エドワードと共に本線を走り、かわりをつとめた。お客が文句を言わなかったのは3台にとってもいいクスリだったからで、3台は後悔した。
ようやく3台は反省し、ちゃんと働ける事になった。なので、パーシーは2、3日支線で遊んでくるように言われた。パーシーは客車を引く3台をからかって遊ぶ事が多く、3台は怒っていた。その後、パーシーが本線に戻ろうと信号で待っていたが、信号係に汽笛で合図をするのを忘れて、見落とされていた。苛々しながら待っていたがポイントは切りかわらず、その代わり、ゴードンが向かってくるのが見えた。あわやぶつかるところだったが、ゴードンはギリギリで止まった。パーシーは驚きながらもバックし始め、逃げた。が、ぶつかりそうになって機関士がパーシーを降りたのでブレーキが止まらず、バックで疾走することに。信号係に気付いてもらい待避線に入れてもらえて止まった。その後、ゴードンがすぐに逃げてくれて大きな事故にならずに済んだと行ってくれたりしたので、パーシーはからかったことを謝った。その後、本線を走る時は気をつけている。