トーマスにはあつすぎる (きかんしゃトーマスのテレビえほんシリーズ)

著者 : ウィルバート・オードリー

• ポプラ社 (2010年9月2日発売)

感想・レビュー・書評

[福井智紀さんの感想 · 2010年10月24日]

　トーマスのテレビえほんシリーズの第５巻です。最初に４冊が一斉に刊行されてからしばらくたち、待望の新作です（９月発行）。早く子どもたちを乗せたいのになかなか与えられた仕事が終わらないトーマスが、結局は子どもたちの喜ぶ仕事をして、最後には歓声を浴びる、というストーリーです。なんと、水着姿のトップハムハット卿まで登場しています。この出版社のトーマスシリーズは、装丁がしっかりしているのと、話が長くも短くもない丁度よいダイジェストになっているので、子どもにベッドで読み聞かせるのに重宝しています。

著者プロフィール

子どもたちに夢を与えたいという思いから絵本の執筆を手掛け、たくさんの作品を残す。１９４５年に出版されたトーマスの登場する「Ｔｈｅ　Ｒａｉｌｗａｙ　Ｓｅｒｉｅｓ」は彼の代表作となった。

「2020年 『きかんしゃトーマス　壁掛けカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」