- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591120866
作品紹介・あらすじ
愛する人が逝っても、人生は続く。最愛の夫を失った30代女性が、傷心の果てにモンゴルの大草原で見つけたものとは-?感動のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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19歳で初恋の人と結婚。33歳で夫はガンで逝った。
亡くなって1年間、こころの行き場所がなくてめちゃくっちゃな生活。友達に誘われて出かけたモンゴル乗馬ツアーで出あった12歳年下の現地の大学生に一目ぼれ・・。あれこれの末とうとう結婚。
こういう話っていいですね。彼女のお母さんは彼女をしっかり見つめていてくれた。「物事は変化する。だから変化を気長に待っていればいい」。今は亡きお母さんも前夫との間も良い関係だったからこその今なんだなって・・さ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結婚15年で夫と死別という、どん底の悲しみから這い上がれたのは、ゆう子さん自身の努力の結果。
そう思う一方で、人との縁や、一期一会、奇跡や運命さえも感じずにはいられませんでした。
きゅうっと心が痛む切なさの後には、何か大きなものに包まれるような幸福感が得られる展開があります。
テルさんと、ガンフー、二人分の愛がゆう子さんを包んでいるからでしょうか?
愛ってものすごい力を持っているんだなと、強く優しく実感できる実話でした。 -
結構重たい本なのかな、と思いきやさらさらっと読めました。
前半の死別した夫との恋沙汰は感傷的でしたが、
後半のモンゴル辺りからは間延び感がある様な・・・
でも新しい道へ向かっていく人の背中を押せる、いい本でした!