([あ]6-1)学校のセンセイ (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
3.73
  • (58)
  • (152)
  • (109)
  • (19)
  • (1)
本棚登録 : 939
レビュー : 116
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591120989

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 面倒くさがりな桐原先生。面倒くさがりなわりに仕事はそつなくこなすし、
    案外生徒のことをよく観察している。
    熱血な先生もいいけど、こんなクールな先生もいいかも。

    桐原先生の心の声を聞いているみたいで、案外面白かった。

  • うん、これは面白かった。やる気はないが、仕事はそつなくこなす高校教師の話。熱血教師物語でもなく、大人の汚い事情でもなく、本当に何もない感じなのがいい。独り言っぽい地の文が妙にツボにはまる。主人公の考え方が面白い。それを先輩教師に見透かされているのが良し。少しだけ前に進んだのも良し。良作。お薦めです。

  • なんとなく先生になってしまった青年が、教師としての使命に目覚め、成長していく物語…

    …なのかな?と思って読み始めたらちょっと違った!!!

    そうですよね~
    先生だって、プライベートでもずっと先生、生活のどこを切っても金太郎飴みたいに先生…
    なわけ無いですよね?
    いつも演じていなきゃならないのかな?大変。
    みたいにふと思った事がある。
    接客業とか営業もそうかもしれないけど、なんだか“学校の先生”というと、“聖職”とか言われて特別扱いされがち。

    でも、“学校の先生”も、数ある職業の一つ、と考えて、今時の若者のお仕事とプライベート、という描き方をするとこんな感じになるのかな?
    ラノベっぽい感じもしますね。
    アニメにしても面白いかも。
    主人公のセリフが大変なことになってしまうけれど。

    そうです、何が面白いって、モノローグで突っ込みまくる主人公のセリフ。
    相手にも、自分にも。
    誰でもふだん、いろいろ心の中で考えている。
    突っ込みや感想、感情。
    まずいなと思ったことは相手に言わないし、一人の時はもちろん話さない。
    それが全て、心の声ダダ洩れみたいな感じでモノローグになっている。

    …面倒くさいし。
    あ、また面倒くさいって言っちゃってる、俺。

    といった具合に。

  • やっぱり飛鳥井さんの小説、好きだ♪
    読んでると、なんだかホッとする。
    人間観察が趣味の私にとって、飛鳥井さんの小説に出てくる人達は興味をそそられる。

    主人公の桐原は、なんとなく私立高校の社会科教師になってしまったが、行動原理はすべて「面倒くさい」。
    しかし、日常の周りの人達との関わりの中で、少しずつ変わっていく桐原がリアルで良い。

    「クイーンオブ面倒くさい」を自負する私には、桐原の呟きが手に取るように解る。だけど、大人になるって事は、面倒くさい事もこなしていかないとならない。

    この小説には、アッと驚くような大きな出来事は書いてない。けれど、本当の現実や生活が書かれている。

  • 一生懸命な学生、同僚を一歩引いて見ている主人公。
    その主人公が一生懸命枠に入っていく感じ。
    本人もそれを心地よく感じてる。
    真剣に取り組めるものがある方が、楽しいよなって思いました。

  • 買って数ヶ月なんとなく読めなかった本。主人公は高校教諭。熱血ではなくて生徒にポイントつけたり面倒くさいと適当にやりすごしてばかり。あー、多分私に近いな。けれど主人公がちょっと変わろうとするラストはじんわり?くるかも。私も年のせいにせず今からでも変われるかしら…
    内容自体は軽いし特に感銘を受けたわけではないけれど自身を省みる機会にはなったかな。

  • 2019#16

  • 自分も教員をしているからこそいろいろ考える本。
    教員だけど、面倒くさがりなところも一緒。
    でも、教員らしくしなくてはいけない、自分もいつもそう考えている。だけど、教員だって普通の人間だって感じた。もう一度自分の生活見直してみることにする。

  • ふんわりしていて、好き、だけど、ゆったり読むタイプの本かな。

    でも個人的には桐原先生、あなた全然めんどくさがりじゃないよ、ちゃんとやってるよ、とも思う。

  • キングオブ面倒くさいといわれるぐらいの面倒くさがりな男が、
    なぜか高校の教師になった。

    面倒だから長い付き合いの女友達と、それなりの距離感で付き合う。
    面倒だから生徒からの要求はスルーする。
    面倒だからその場しのぎの言葉で逃げる。

    だがそんな男が、超ミニスカートで原色カラーの女性と出会い、同僚や友人や生徒らのピンチに巻き込まれることで、
    ちょっとずつ変わっていく姿を描いている。

    名古屋舞台なので、名古屋の人はちょっと楽しめるかもしれません。

全116件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

飛鳥井 千砂(あすかい ちさ)
1979年生まれの小説家。北海道生まれ、愛知県稲沢市育ち、神奈川県在住。
2005年『はるがいったら』で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2011年刊行の文庫『タイニー・タイニー・ハッピー』が20万部のベストセラーとなる。他の代表作に『アシンメトリー』『君は素知らぬ顔で』『UNTITLED』『鏡よ、鏡』『女の子は、明日も。』『そのバケツでは水がくめない』など。

([あ]6-1)学校のセンセイ (ポプラ文庫)のその他の作品

学校のセンセイ (ポプラ文庫) Kindle版 学校のセンセイ (ポプラ文庫) 飛鳥井千砂
学校のセンセイ 単行本 学校のセンセイ 飛鳥井千砂

飛鳥井千砂の作品

([あ]6-1)学校のセンセイ (ポプラ文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする