あした、次の駅で。 (ポプラ文庫 た 5-1)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122778

感想・レビュー・書評

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  • う〜ん... 結局、最初から最後まで感情移入できなかった。残念。

  • 導入部分にちょっと読みにくさを感じたが、途中から読みやすくなった。街の描写はちょっと苦手な人なのかな?
    ストーリーの中を流れるテーマが複数あるのでちょっと欲張り感があるし、時間の流れの部分などは活かしきれていない感もあったけど、まあまあ面白かった。
    タイトルはクライマックスを受けて?
    でも、あした、が合わないしなぁ…。なんか雰囲気で付けたようなタイトルなので、もっと練ってもよかったのではないかと思う。
    古本屋で衝動買いした割にはいい本でした。

  • 「あした、次の駅で。」を読ませていただぎました。過去の出来事により、心無くしていた敬介が、帰郷の途中で出会う地元の人々の話をすることで真実を知り、心を取り戻していくという心温まる作品でした。自分としてはもう少し後の話を書いて欲しかったです。

  • 山間を走る鉄道の景色に少しあこがれます。
    高千穂あまてらす鉄道が復興されたら、乗ってみたいですね。

  • 悲しい思い出しかない故郷と昔の記憶を捨て、東京で暮らす主人公。故郷の映画館が廃館となるのをきっかけに帰郷する。本当の故郷や自分の人生は、自分の記憶だけでは正しく知ることは出来ないということを教えてもらいました。故郷や過去は、悲しいだけでもないし、やさしいだけでもないということだと思います。

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著者プロフィール

1958年、宮崎県高千穂町生まれ。法政大学文学部中退。2000年、『火花―北条民雄の生涯』(飛鳥新社、2000年)で、第22回講談社ノンフィクション賞、第31回大宅壮一ノンフィクション賞を同時受賞。著書に『水平記―松本治一郎と部落解放運動の100年』(新潮社、2005年)、『父を葬(おく)る』(幻戯書房、2009年)、『どん底―部落差別自作自演事件』(小学館、2012年)、『宿命の子―笹川一族の神話』(小学館、2014年)、『ふたり―皇后美智子と石牟礼道子』(講談社、2015年)など。

「2016年 『生き抜け、その日のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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