きつね、きつね、きつねがとおる (ポプラ社の絵本)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 171
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124062

作品紹介・あらすじ

いいなあ、おとなは、なんでも見ることができて…。でもね、こどもにしか、見えないものもあるんだよ。それはね…。

感想・レビュー・書評

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  • はやく大きくなりたい。だって小さいと、めいっぱい背伸びしても見えないものがたくさんあるから。でも、子どもだから見えるものも、たくさんある。

    夜の川岸で歩いていると、向こうから見えてきたのは狐火。そこから狐の大行列が続きます。柔らかな線と色使いで描かれた狐たちは表情豊かで子どもたちと読者を惹きつけます。それはまるで白昼夢を見ているような気分。不思議な世界に浸りたい時に。

  • 伊藤遊  作
       岡本順 絵
       ポプラ社 (2011/4)(ポプラ社の絵本)

    そうだね、見えなくなっているものいっぱいあるね
    絵がやわらかくてなつかしい世界へ連れて行ってくれました

    橋のきつねがいいですね

    ≪ 見えていた? それも忘れて 歳をとり ≫

  • 3分06秒。「目線」を巧みに描く。あぁ、私にもきっと見えないものが増えてしまったんだろうな。子どもの感性をうらやましく思う。
    「狐の嫁入り」お天気雨の時に思い出せそう。

  • NHKの『怖い絵本』で紹介されていました

  • 大人にしか見えない景色。
    いいな、いいな。と思っていたけど、子供にしか見えない、不思議な世界もあるんだよ

    七五三の季節から始まり、狐が登場したのは、
    夏のよる。
    夏の怖い話に読んでもいいかな〜

  • 大人には見えないものが、子どもには見える時がある。
    というか、子どもにしか見えないものがある。
    そういう絵本。
    絵がものすごく好み!
    きつねが、素晴らしく素敵だ。

  • 視点の移動が見事で、映像をみているみたい。
    こんなこと、あるかも、あったらいいなあと自然に思わせてくれる、少し不思議な余韻の残る絵本です。

  • デザイン/宮本久美子

  • 早く大きくなりたい女の子が、子どもだからこそ見えるきつねの世界に出会う・・・・きつねのお祭り、嫁入りが美しい。

  • 大人に見えて、子供に見えないもの…子供に見えて、大人に見えないもの…
    子供時代は 短いよ!! 子供にしか見えない、たくさんの不思議なものを 見よう!!

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著者プロフィール

伊藤遊 伊藤遊(いとうゆう)1959年生まれ。京都市出身。立命館大学文学部史学科卒。著作に『鬼の橋』(産経児童出版文化賞推薦)、『えんの松原』(日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞)『ユウキ』(日本児童文学者協会賞、以上福音館書店刊)、『つくも神』『きつね、きつね、きつねがとおる』(第17回日本絵本賞)『狛犬の佐助 迷子の巻』(第62回小学館児童出版文化賞、以上ポプラ社刊)がある。札幌市在住。

「2014年 『えんの松原』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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