耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由

著者 :
  • ポプラ社
3.14
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本棚登録 : 139
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124147

感想・レビュー・書評

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  • 文章からもうバイタリティーが溢れていて、読むだけで元気が出て、自分も何かすべきことがあるんじゃないかって行動的な気持ちにさせられる。
    どんなことでも、諦めさえしなければ叶うんじゃないかと思えてくる!

    海外放浪生活私もしたいなぁ。
    世界に飛び出したい気持ちになりました。

  • 題名に惹かれて手に取った本。
    耳が聞こえないのに4ヶ国語も話せるなんてすごい!!
    著者はものすごくポジティブな人。常に前向きで明るくてパワフル。
    本当はもっと大変な事もたくさんあると思うけど、明るくテンポ良い感じで書かれていた。
    私もがんばれそう。なんとかなりそうって思わせるような本だった。

  • 最初は、耳が聞こえないという障害を持ちながら、どのようにして4か国語もマスターできたのかという不思議な気持ちで読み始めました。
    読み進めているうちに、暗い苦労話ではなく、明るく生きていくたくましい一人の女性の姿が描かれていました。そして、筆者だけでなく、彼女をとりまく人々の愛情にも心打たれました。
    彼女を勇気づけ、口の動き1つ1つを見せながら根気よく彼女に言語を伝えていった友達や、周りの方の努力にも頭が下がります。
    「しゃべる」だけでなく「伝える」ことの重要さを意識し、学ぶこと、そして教えることの原点を考えさせられる本だと思います。

  • 唇の動きだけで4ヶ国語を聞き分け、話せる。また、3年間で30カ国を旅した。耳の聞こえないスーリンの波乱万丈の人生を記した1冊。

  • 聴覚障害を持ちながら、四ヶ国語を話す理由。
    なにか凄い外国語習得方が書かれているのがと期待したひとは、残念でした。(実は私もちょっと期待してたけど)

    韓国に生まれ、親に何度も捨てられ、日本へ渡り、苦労に苦労を重ねた著者が、ハンデを文字通りバネにして、時々落ち込みながらも、持ち前のポジティブさで幸せへと突き進むお話。

    耳の聞こえなくなった彼女にとって、語学の習得は、自信の源なんだろう。
    また、勉強するには環境も悪かった。
    日本の小学校では、日本語が出来ないことと耳が聞こえないことを理由に、知的障害児のクラスで勉強することになる。
    でも、それも彼女にかかれば、日本語を学習するのに良い環境だった、という事になってしまう。
    英語やスペイン語習得についても、あっさりと書かれているが、どれだけの努力をしたのだろうかと思う。

    外国語の学習法は書かれていないと言ったが、外国語習得と自分らしく生きることには共通点があり、その方法を身を持って教えてくれるこの本、読んで損はありません。

    2時間くらいで読めますよ。

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