([お]5-2)喋々喃々 (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 1991
レビュー : 295
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124192

感想・レビュー・書評

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  • 星いくつにしようかな・・・と迷った本

    控えめでヤマトナデシコでございますって感じの主人公に
    逆に押しつけがましさを感じた
    少女マンガの「恋愛」設定を「不倫」に置き換えたら
    こんなさらっとした話になるんじゃないかなとオモウ

    女性うけしそうな演出とか小物とかだし
    読みやすい文章なので
    高カロリーより低カロリーが好きな人にはおススメかも

    かたつむりのやつも似たような話だったし
    この作家さんはもう読まなくていいかなーと思ったし
    さらに読むのに時間がかかったので
    星2つにケッテイ

  • 本の帯どおり、出てくる食べ物がぜんぶおいしそうだった。
    内容は重たくない、どろどろしてない不倫の話でさらっと読める。
    和風のおとなしめの主人公、季節毎の行事や花々、など風情がある本。

  • 不倫話とか嫌いだったけど、これはそうじゃなかったなぁ。
    好きになっちゃった。
    なんか、こう、ドロドロしてないのだ。
    澄んだ水のようなの。
    二人が、一度別れてしまうところは、何度読んでも泣いてしまう。

  • すごく読みやすくて、続きが気になって仕方なかった。イッセイさん渋くて深い。

  • 読み終わったあと、『読み終わっちゃったぁ』って思ってしまったくらい、ずっとずっと読んでいたかった!
    季節を大事にした丁寧な暮らしぶりがとても素敵でうらやましかった。憧れるなぁ〜あんな生活♪
    谷根千には時々行くので、今度はこの本を参考にして行ってみようかな(´ω`)


    ☆再読記録あり

  • 七草粥、平仮名書きの「きもの」、細かい所で心地よく読み始めたが、主人公の自己中にだんだんと気持ち良さが失せていく。
    またいい表現があって低空飛行で持ち直し・・・という残念な感じで読了。食堂かたつむりは面白かったのに。
    主人公の栞は、日常の細々したことを丁寧に自分の良いよう大事に暮らしていて、それはとてもよいのだが、人が絡むと、モノと同じくらいに身勝手。自分の目の前にいる相手の、向こう側の顔に思いを至さない。

    不倫というのは嫌いな言葉だが、二股かけられている(かけている)と実は同義だと思う。出会いは避けられるものではないが、その後のやりようは、相手を大事にしたいなら、きちんとするべきなんじゃないかと思う。

  • すごく 心がほっこり温かくなる作品

    食事や洋服 日々の暮らし日本文化の素晴らしさ
    人との繋がり。。

    小川糸さんの 繊細で丁寧な文章は
    読み進める度に
    静かで幸せな気持ちにさせてくれます*

    登場するお店なども
    実在するものみたいで
    散策MAPが載っていて
    行ってみたくなります♪


    ちなみに。。
    「喋々喃々」て
    「小さい声で親しそうに語り合うさま、または男女がむつまじげに語り合うさま」
    という意味なんだそう

  • 主人公が身につける着物もあんな柄かな、こんな感じかな、と想像して読むと楽しいのですが、
    出てくるお菓子やお料理、主人公がつくるお惣菜がまたおいしそうで・・・。
    読んでいておなかがすいてきます(笑)

    <!!!ネタバレしています!!!>



    春一郎さんと主人公栞の歳がどのくらい離れているかはわかりませんが、文章から察するに春一郎さんはけっこうなお歳なのでは・・・?
    わたしのなかでは栞の父親と言ってもおかしくないくらいの歳、ということになっています。
    そこがちょっと・・・でした。
    歳の離れた人と付き合うことに偏見はないのですが、この物語にはふさわしくないような・・・。
    うまく言い表せないのですが。
    雪道くんは同い年くらいだと思うので、どうして急に全然違うタイプの春一郎さんに惹かれたんだろうなーと思います。
    不倫というのもほのぼのとしたお話には似つかわしくない気がします。
    以上が☆5つに満たなかった理由です。

    そこはうーんと思いつつも、全体的な雰囲気というか流れている空気は好きです。
    長野さんの小説を読んでも思うのですが、京都の雅もいいけど、東京の江戸の残り香(伝わるかな;)もいいなあと改めて思いました。
    東京の下町は京都に負けないくらい風情がありますね。
    最後に登場するカフェやお菓子屋さんのマップもついていて、その辺りを散策するのにも参考になると思います。

    雪道くんが亡くなっていたというのは衝撃的でした・・・。
    彼の奥さんが現れたとき、わたしは春一郎さんの奥さんだ!と思っていて(笑)、ここまでのほのぼのとしたお話は終わり、ここからはどろどろの憎悪劇が繰り広げられるんだわ・・!とドキドキしたのですが、ぜんぜん違いました。

    作家さんは一作品、一作品に全力で取り組んでおられるはずなので、このようなことを軽々しく言うのは失礼かなあと思いつつも続編、期待しています。
    (その際はきっと春一郎さんとの仲がさらに問題となってしまうのだろうけれど・・・)

  • 物語の中に出てくる食べ物一つ一つがおいしそうで、食べてみたいなと感じた。
    ゆったりと流れるお話のところどころに、心がどきっとする場面が出てきて思ったより早く読むことができた。

  • 舞台は、昔ながらの町並みが残されている東京の下町〝谷中〟です。〝谷中〟は正確には、下町ではなく寺町というんだそうですネ。その寺町の雰囲気とともに、男女の淡く危うい関係が描かれていて、タイトルにぴったりの内容でした。四季の移ろいや、折々の行事や、旬の食べ物、主人公の住んでいる古い町屋や、普段着にしている着物なども、失われつつある情緒を、そこはかとなく醸し出していて良いですネェ。
    ちなみに〝喋喋喃喃〟とは、男女がむつまじげに語り合うさま。または、小さい声で親しそうに語り合うさまを表す言葉だそうです。〝喋喋〟とは口数の多いさま。〝喃喃〟は小声でしゃべることなんだそうですよ。

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著者プロフィール

小川 糸(おがわ いと)
1973年生まれ、山形県出身の小説家であり、作詞家・翻訳家でもある。作詞家の際の名義は、春嵐(しゅんらん)を使用。
2007年に初の絵本を上梓し、さらに翌2008年に小説『食堂かたつむり』を発表。同作は第1回ポプラ社小説大賞に応募し、最終選考にも残らなかった作品だったが、目に留めた編集者によって刊行され、ベストセラーとなり映画化された。同作は、2011年7月、イタリアの文学賞である、バンカレッラ賞料理部門賞も受賞している。
2017年、『ツバキ文具店』が「本屋大賞2017」で第4位にノミネート。ドラマ化もされた。続編『キラキラ共和国』も発行、代表的シリーズかつヒット作となっている。
その他代表作として、テレビドラマ化された『つるかめ助産院~南の島から~』。

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