([お]5-2)喋々喃々 (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 2905
感想 : 341
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591124192

感想・レビュー・書評

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  • なんだか後味がすっきりしない。

    お着物と下町のお話は好き。

    不倫なのになんかきれいにかいているところがふにおちない。

    おくさまや、こどもちゃんの気持ちがおきざりだな。

  • 生レバーだと思って箸を伸ばして口に運んでみたら、それは姿かたちがレバーに良く似たコンニャクでした。というのが読後の感想。『食堂かたつむり』でも感じた「何か、違うんだよなあ」という印象は今回も拭いきれず。どうにも登場人物が単に書き手の駒という存在にしか思えず、全体が平面的にしか感じられないような気がしました。ただその反面、雰囲気はすごく良いです。この作風を物足りない。と感じるか、穏やかで優しい。と受け止めるかで評価が変わる作家さんと言えるのではないでしょうか。シチュエーションとムードに重きを置いた作品。

  • この毎日を丁寧に生きている感じが素敵だなって思います。

    クウネルとかを読んでほこほことした気持ちになるのと似ています。

    まぁ、そんな可愛らしい皮を被ってはいますが、しっかりと不倫恋愛なわけで…。

    栞と春一郎さんとの関係性とか、間合いとか、空気感とか、とても優しい気持ちになれてフワフワ出来るのですが、その反面で、春一郎さんの妻や小春ちゃん、孫が可愛いだろう春一郎さんのご両親のことを考えると、ほろ苦いです。

    栞と寄り添って生きてほしいけど、妻や小春ちゃんにもお父さんは必要なわけで。春一郎さんが二人いればなーと思いました。

  • 星いくつにしようかな・・・と迷った本

    控えめでヤマトナデシコでございますって感じの主人公に
    逆に押しつけがましさを感じた
    少女マンガの「恋愛」設定を「不倫」に置き換えたら
    こんなさらっとした話になるんじゃないかなとオモウ

    女性うけしそうな演出とか小物とかだし
    読みやすい文章なので
    高カロリーより低カロリーが好きな人にはおススメかも

    かたつむりのやつも似たような話だったし
    この作家さんはもう読まなくていいかなーと思ったし
    さらに読むのに時間がかかったので
    星2つにケッテイ

  • 本の帯どおり、出てくる食べ物がぜんぶおいしそうだった。
    内容は重たくない、どろどろしてない不倫の話でさらっと読める。
    和風のおとなしめの主人公、季節毎の行事や花々、など風情がある本。

  • 不倫話とか嫌いだったけど、これはそうじゃなかったなぁ。
    好きになっちゃった。
    なんか、こう、ドロドロしてないのだ。
    澄んだ水のようなの。
    二人が、一度別れてしまうところは、何度読んでも泣いてしまう。

  • すごく読みやすくて、続きが気になって仕方なかった。イッセイさん渋くて深い。

  • 東京・谷中でアンティークきもの店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる―少しずつふくらむ恋心や家族との葛藤が、季節の移ろいやおいしいものの描写を交え丁寧に描かれる。

    読み終わったあと、『読み終わっちゃったぁ』って思ってしまったくらい、ずっとずっと読んでいたかった!
    季節を大事にした丁寧な暮らしぶりがとても素敵でうらやましかった。憧れるなぁ〜あんな生活♪
    谷根千には時々行くので、今度はこの本を参考にして行ってみようかな(´ω`)


    2014.6.11再読
    やっぱりこの雰囲気好きだ。
    こんな風に丁寧に日々を過ごしたいけど私にはむずかしいから、糸さんの作品を読んで疑似体験しているのかも。
    また谷中行きたいな〜。

    2020.9再読
    食べ物の描写が最高。
    花火の音を聞きながら食べる鰻や冷たいおでん。お月見しながら食べるシウマイ弁当…たっくさん美味しいものが出てきて大好きな本。
    だけど、不倫を描いてるんだよな…って読むたびに好きと嫌な気持ちが生まれてしまう。

    『今は、先のことなど何ひとつ考えられない。このままでいいはずがないけれど、もう、前へも後ろへも、右にも左にも、身動きが取れない。』
    妻の立場からしたら「不倫はダメ、ゼッタイ!」って感じなんだけど、、好きな気持ちにブレーキはきかないもんね…。
    人の気持ちは永遠じゃないし。
    でもでもやっぱり、妻や子供からしたらたまったもんじゃないな。
    栞と春一郎さんの幸せより、春一郎さんの妻と、娘の小春ちゃんの幸せを願ってしまう。

  • 七草粥、平仮名書きの「きもの」、細かい所で心地よく読み始めたが、主人公の自己中にだんだんと気持ち良さが失せていく。
    またいい表現があって低空飛行で持ち直し・・・という残念な感じで読了。食堂かたつむりは面白かったのに。
    主人公の栞は、日常の細々したことを丁寧に自分の良いよう大事に暮らしていて、それはとてもよいのだが、人が絡むと、モノと同じくらいに身勝手。自分の目の前にいる相手の、向こう側の顔に思いを至さない。

    不倫というのは嫌いな言葉だが、二股かけられている(かけている)と実は同義だと思う。出会いは避けられるものではないが、その後のやりようは、相手を大事にしたいなら、きちんとするべきなんじゃないかと思う。

  • すごく 心がほっこり温かくなる作品

    食事や洋服 日々の暮らし日本文化の素晴らしさ
    人との繋がり。。

    小川糸さんの 繊細で丁寧な文章は
    読み進める度に
    静かで幸せな気持ちにさせてくれます*

    登場するお店なども
    実在するものみたいで
    散策MAPが載っていて
    行ってみたくなります♪


    ちなみに。。
    「喋々喃々」て
    「小さい声で親しそうに語り合うさま、または男女がむつまじげに語り合うさま」
    という意味なんだそう

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2021年 『グリーンピースの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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