- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591124826
作品紹介・あらすじ
いいか、雷音、面白れえぞ、何かが起こる。
7月16日(土)より、全国ロードショー映画「大鹿村騒動記」(原田芳雄、大楠道代、佐藤浩市、松たか子ほか)
新宿で生まれ育った青年・雷音(らいおん)は、自分には帰るべき故郷がないと考え、孤独にさいなまれる日々を送っていた。そんな折、偶然知り合ったゲイバーのママ・善に、彼の故郷である長野県大鹿村へ行かないかと誘われる。大鹿村には300年余り続く伝統芸能である「大鹿村歌舞伎」が伝わっており、善は毎年この歌舞伎で主役を張ることが人生最大の楽しみなのだという。わけのわからないまま善に同行して村へ着いた雷音は、いままで目にしたことのない雄大で厳しい大自然と、それを従容として受け入れながら暮らす村人たちの情緒豊かな生き方に触れ、少しずつ心境に変化が現れはじめて……。映画「大鹿村騒動記」原案小説!
感想・レビュー・書評
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幸せとは・・・ 何が幸せなんだろう・・・
震災後、人間が作ったモノが人間に襲い掛かってくる。
自然には勝てないことがわかっているのに・・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでいて内容が全然入ってこなかった。
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なかなか楽しかった。
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ひどい。
シーン、シーンが時間を隔てているのは理解できるが、読んでいても全く時間の流れを感じられないし、じゃぁその点を上手に繋いでいるかと言うと、そんな訳でもない。
物語も唐突で、退屈だし、ほんとにひどい。 -
映画「大鹿村騒動記」の原案小説とのことで購入。しかし、主人公が雷音になっていて、「忘れられないけど思い出したくもない女が帰ってきた」という、風祭善が主人公の映画のストーリーとはだいぶ違う。
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ちょっとおしゃれしてお出かけする。。そんな歌舞伎のイメージがふきとびました。そして大鹿村を訪れてみたくなりました。
お話の中心になる村の人々があたたかくて文章を読んでいるだけで、
ほっこりあたたかな気持ちに包まれます。
いきあたりばったりでも、どんなに辛くても、時に雰囲気が悪くなっても、
自分を飾ることなく生きる。
そんな登場人物がとても清々しくて素敵です。