- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591125434
感想・レビュー・書評
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「ロジカルに話す」ことは、日本人が毛嫌いすることであるが、ロジカルに話し、相手の話をロジカルに受け止めることができれば、人間関係も上手くいく。それを教えてくれるのがこの本です。
そうは言ってもなんか難しそうですが、情報を整理して、「ロジックツリー」という型に当てはめていけば、スピーチでも報告でも、プレゼンだって綺麗な原稿が出来上がります。後は日々の積み重ねで、どんどん上手くなっていきます。
実践してみようと思いました。
① 「出世しようと思う者は、演壇を避けては通れない」、「天才になりたければ、天才の真似をすればいい」
② 「コミュニケーション能力があるのとないのでは、年収に1.85倍の差が出る」
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相手に伝わるように、ロジカルに話すための構造をロジックツリーを使って分かりやすく説明されていた。ロジックツリーを話しかたマップに落として構造立てて準備するこのやり方に則って実践すれば、全て上手くできそうな気がする。
また、話の話題(ネタ作り)について、何かのネタについて常に自分はどう感じたのかをまとめる癖をつけること、ネタから自分の仕事や業界に絡めて連想を広げていく事で、ネタが自分のことになる。そしてそのネタについて語る時、自分の発信したこととして初めて相手の心を動かすことができるという。自分のことに置き換えて考えることの重要性を感じた。
聞き手を引き付けるスピーチのテクニック、話の内面と話の外見は、スティーブ・ジョブズやオバマ前大統領に共通するポイントとして紹介されている。
日常生活での心がけから、スピーチの準備段階、スピーチ本番において、習慣化したい大切なことが網羅されている。 -
「年収を2倍に~」の題名は直接関係はなかった。
ロジックツリーを使って、効果的な話を行う意識を身に着けるのに良い本だと思った。 -
話の中身(構造、内容)と外見(態度、姿勢、気持ち)を高めて、話(スピーチ、報告、プレゼン)の質を高めていくためのテクニックの本。すぐ使えることばかりなので実用的でよい。情熱とか感情ってところが考えさせられた。2時間くらいでさくっと読めるのでお勧め。
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いかに組み立てて話すべきか、解りやすく、実践しやすく書かれている。
「いかに」ではなく「何を」、つまり、ロジックツリーの中に入れる実質的な内容そのものについては、この本の範疇外だけどね。