らくだい魔女とはつこいの君 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

著者 :
  • ポプラ社
4.28
  • (26)
  • (9)
  • (10)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 244
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591126127

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 舞台は赤の国。
    カイがメインの物語。
    これまで謎めいていた彼のことが明かされる。
    全体を通して切なさが漂うお話。

    …カイは何かと設定盛り盛りだな笑

    ムンデ!

  • (2018-11-17)

  • “「案内するって、カイってば、ずいぶんこの国のことにくわしいんだねー?」
    「そりゃそうさ。オイラはこの国の生まれだから」
    「えっーー……?」
    言葉もでないでいるあたしたちをそのままに、カイは「ついてこい」というように手をうごかして、そのままスタスタとあるいていってしまった。”[P.43]

    15巻目。
    カイくん……これは泣く……。

    “『男らは石棺にきざまれたいつわりなき歴史を見せてほしいと申しでた。しかしそれはカンドラの巫女としてゆるしてはならぬこと。けれどわらわはかわりにひとつ条件をだしました。ーーわらわのいちばん大切な者をこの王国からつれだしてほしいと』
    「えっ」
    巫女のことばに、あたしはドキリと心臓がはねあがる。
    巫女のいちばん大切な者、それは弟であるレグルス王にちがいない。でも、もしその男たちが、王をカンドラからのがしたのだとしたらーー
    (それってつまり、レグルス王はどこかで生きているってこと……?)”[P.151]

成田サトコの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×