- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591126585
作品紹介・あらすじ
その昔、イギリス中の美術品や金品を上流階級から盗み、現場には"saint"と刺繍された手袋を片方残すのみで決して捕まらなかった世紀の大泥棒。そんな「泥棒紳士」が実は日本に帰化して、ここ花咲小路商店街に隠居中なのです-ダンディなご隠居が、手腕を活かして商店街の事件を解決。じんわり心温まるエンターテインメント。
感想・レビュー・書評
-
四丁目だけど、これがシリーズ第1弾。イギリスの伝説の泥棒<Last Gentleman-Thief "SAINT">は実は?!街のちょっとしたお困りごとを元・泥棒とその仲間たちが解決する、くらいに思って読んでいたら、なんのなんの町の乗っ取り計画まで浮上した!廃れ始めた花咲小路商店街に何やら不穏な空気が?!それをあぶり出すためにセイさんが仕掛けたことは?!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほんわか。
そしてロマンがある。
登場人物たちを忘れない内に続編を読まなくては。 -
このシリーズは四丁目が一巻だったらしい…。
知らずに一丁目から読んでしまったが、多少の謎はあったものの話は通じた。
昭和な人付き合いが残る、寂れた商店街を復興させた聖人とは?
読みやすく、人と人との繋がりの温かさを感じられる本だった。 -
花咲小路シリーズ第一弾。
花咲小路商店街に住む矢車亜弥の父親は有名な英国紳士・聖人。彼は元・大泥棒で美術関係の盗みを働き、悪いヤツから元の持ち主に返すという世界的にも有名ないわゆる義賊であった。
商店街でおこる様々な事件をこの親子が中心に解決していく。
ほのぼのしてあったかいお話。 -
お父さんの立ち居振る舞いがカッコいい
-
楽しく読みました。次作も楽しみ。
-
四丁目とあるが、シリーズ第1作。
一丁目は2冊目という、ややこしい設定。
雰囲気やストーリーの持って行き方はバンドワゴンと似ているので、好きな方は読みやすいかもしれない。
個人的には2冊目の方が好きだ。 -
気持ちよく読めまいた。
余裕のあるおじさんになりたい。 -
続編の花咲小路一丁目の刑事を先に読んでしまいました。
ちょっと戻るような形にはなってしまいましたが、とてもおもしろい本です。最後はすっきりと明るい気持ちで読める本です。