アッチとボンとドララちゃん (ポプラ社の新・小さな童話)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 372
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591126813

感想・レビュー・書評

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  • ドララちゃんとボンのキバくらべがおもしろかった。

  • 5歳0ヶ月。

    ちょっと絵を見たらストーリーが気になり、ちょっと読んでみたら面白くって最後まで一人で音読しました。


    最後の屋根の上でアッチのお弁当を食べているところが一番楽しかったそうです。



    「のらねこボンべんとう」と「ドララちゃんべんとう」のレシピがのっていて作ってみたくなっちゃいます。

  • ボン弁当とドララちゃん弁当、どっちが美味しそうかな?と聞いたら子供達全会一致でボン弁当でした。
    ドララちゃん、吸血鬼の女の子だけど優しい良いキャラ。

  • おべんとう作りたくなった!

  • アッチとボンがおべんとうで顔を作ったところがびっくりした。

  • アッチシリーズ。やっぱり可愛くて読みやすい本。お顔をお弁当がすてき。

  • 小学1年生の子が「これ読みたい」と言ってこの本を手に持ってきた。
    一見、分厚い。けっこうページ数がありそう。1年生でこの本を最後まで読めるのかな?

    でもそんな心配は取り越し苦労だった。
    その子はちゃんと一人で読み終えて「ケンカしたりしていた3人がなかよくお弁当を食べることができたのが、おもしろかった」と報告してきた。

    本を開くと1ページあたり多くても8行。それも見開きごとに佐々木洋子さんが描く丸まっちくて表情豊かでかわいいイラストがたくさん載せられている。

    私もあとから読んでみたけど、たしかによくできている。
    登場人物の心理がこまかく(そしてもちろん、わかりやすく)丁寧に書かれているので、子どもでも大人でもすぐに物語のなかに入っていくことができる。
    テンポも早くて、次のページをめくったら一転して予想もしない展開が…というのが随所にあって、子どもを飽きさせないで引き込み最後まで読ませる構成力を強く感じる。昔の紙芝居はみんなこうだったのかな?

    絵と物語との役割分担(?)も見事。
    だから最近の日本の絵本で多く見られるクドクドしい文章がなくて、物語が一歩引くかわりに絵で見せてドキドキ感やびっくり感を強調したり、逆に絵で一場面として描かれたキャラクターの心の中とかが角野さんの美しいまでに明晰な文章で、いろどり豊かにふくらまされている。

    小学校低学年で「読み聞かされ、じゃなく、はじめて1人で読む本」として良いのではないでしょうか。


    なお、作者の角野栄子さんの恩師が龍口直太郎さんだと知ることができたのは意外な発見だった。龍口氏の翻訳でトルーマン・カポーティ「冷血」を読んでいたから。
    米文学の余剰を削ぎ落すかのごとき文体の氏による日本語化が好きなのだけど、絶版が進んでいるのが悔しい。

  • おもしろかった。

  •  ドララちゃんお弁当。
     いわゆるキャラ弁的な。
     かわいいけど、パンケーキの上にキュウリ乗せて、おいしいの?

     てか、このシリーズは、アッチのが多いのね。
     で、ドララちゃんがすっかりレギュラー。えっちゃんより確実に出番多い。

  • アッチとポンのお弁当はどっちも作ってみたくなります。

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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