- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591126950
感想・レビュー・書評
-
一杯のホットコーヒーにひと息つく一瞬に、幸せを感じる柔軟な心持ちが人を生かすのではないかと実感を語っていた。本当にその通りだと思う。私もささやかな日常のささやかな幸せを見逃さないように、小さな気づきを積み重ねて、自分なりの幸せを築きたいと思った。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
童話「青い鳥」兄妹が部屋に戻ったら青い鳥がいた。原作ではでその後すぐに鳥は逃げてしまうらしい。そして今の日本が、青い鳥が去った後の状態だという。それでも皆幸せを探している。
-
ぼんやりとした不安
-
「青い鳥」の去ったあとを生きなければならない。
格差と、ふとしたときに感じる喜び。命を食べること。
盲目であることが幸福なら、私は盲目ではありたくない。 -
現代の若者はある程度幸福であることは自覚している。しかし、将来への漠然とした不安が心の底からの幸福を妨げているのではないか。若者が不安なくイキイキとした人生を送れる国を取り戻すために国のカタチを変えていく必要がある。
-
五木寛之のエッセイ。80年日本を生きてきた人の「幸福とは?」が語られている。日本の総中流が生んだ弊害…どこの国でも貧富、支配者と被支配者がいる真実に覆いをかけてしまったという点には納得。自分の本当の立ち位置を知るべき。読みやすい作品。
-
幸福とは何か? 普段あまり考えなくなったが、一度しっかりかんがえるには、よいきっかけを与えてもらえる本だと思う!
-
著者の本は、好きなほうで、少しは読みましたが。
この本は、あまり内容的にはインパクトもなくありきたりだったような気がします。
人間の覚悟や、他力は非常にインパクトがあって面白かったのですが、この本はそこまではないかと思いました。
同じタイミングで買った「親鸞」に期待 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/57859 -
2012年頃読了。
★は当時付けたもの。