花のようする

著者 :
  • ポプラ社
3.16
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本棚登録 : 149
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591128794

作品紹介・あらすじ

三十七歳の女優・野滝繭美は、自分はもう駄目だと思っている。
忙しくはしているが、歳も歳だし、女優としてのピークも過ぎた。
そんなときに出会ったのが、デイトレーダーとして時代の寵児ともてはやされていた桜田眷作だった。

2012年4月7日、王様のブランチで紹介され話題となる。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫では『きなりの二人』に改題

  • 女優と有名なデイトレーダー、ありそうな組み合わせだけど、2人とも職業的にはピークを過ぎても、お互いを大切に思い恋している様子が良かった。花のようする、題名の意味が最後にわかった。

  • この作家ではいちばん好きな話。

  • はじめて読んだ作家さんでしたが、
    タイトルのおもしろさに惹かれて手にとりました。

    主役はいわゆる「盛りをすぎた」恋人たち。
    デイトレーダーで大成功していたのが一転無一文になった男と、
    女優のふたりが家を買おうとするなかで
    生きる力強さを身に着けていく、という話。

    「花の擁する(強さ)」ということなのか
    「花のよう(に強く生命を主張)する」ということなのか、深みがあっていいタイトル。

  • 三十七歳の女優・野滝繭美は、自分はもう駄目だと思っている。忙しくはしているが、歳も歳だし、女優としてのピークも過ぎた。そんなときに出会ったのが、デイトレーダーとして時代の寵児ともてはやされていた桜田眷作だった。美しい女と裕福な男。恋に落ちた二人は、二人の間以外の誰にも打ち明けられない、それぞれの秘密を抱えていた。

  • 「大人の恋愛」と何かで紹介されてたが、有名人だからこその流れかな。

  • 帯の文章にあるとおり、人生のピークを過ぎてしまった二人の物語。すごく静かだけど、時々飛び込んでくる子供の声が元気でほっとしたり。
    「いつか棺桶はやってくる」とちょっとつながっててびっくりしたー。

  • 2010年「舟に乗れ」3部作で本屋大賞にノミネートされた藤谷治の2012年の作品。旬を超えつつある女優とデイトレーダーの勇とされた時代の寵児とも言われた男が出会い恋に落ちる。バブルっぽい恋愛話が展開されると思いきや、二人がそれぞれ抱える秘密を共有できるパートナーとして相手をみる事ができる事に気付いた後の、共に生きていこうとする緩やかな恋愛話が美しい。ちょっと変化球の恋愛小説で、なにをパートナーに求めるかという事に関して考えさせられるお話になってます。

  • 「いつか棺桶はやってくる」とリンクしてましたね。

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著者プロフィール

1963年東京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。2003年、『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』でデビュー。08年、『いつか棺桶はやってくる』で三島由紀夫賞候補。10年、『船に乗れ!』三部作で本屋大賞第7位。14年、『世界でいちばん美しい』で第31回織田作之助賞受賞。他の著書に『燃えよ、あんず』『綾峰音楽堂殺人事件』などがある。

「2019年 『花や今宵の』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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