(P[い]4-1)きみの呼ぶ声 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 101
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591129401

作品紹介・あらすじ

高校の校舎の片隅で、「僕」はひとりぼっちの幽霊・真帆と静かな時間を過ごしていた。
だが、転校生・はるかが現れたことで、その穏やかな場に変化が生じ始める。
僕はなぜこんなにも孤独なのか、はるかは何のために僕たちに近づいたのか・・・・・・
謎めいたストーリーは、やがて思いがけないラストへ!

大切な人を想う、哀しいほどの愛の深さが心を揺さぶる感動の物語。文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 学校に出る幽霊の女の子とその子が見える男の子と、幽霊が見える転校生の女の子のお話

    幽霊の女の子は、一つ年上の恋人が通ってる高校の合格発表の日に交通事故で死んで、未練があってその高校にいるようになったらしい
    幽霊ねぇ・・・
    最初から「そういう設定です」と説明されて、最後まで一貫してその設定を守るのであれば異議はない
    そういう意味でこの小説はフェアな方でしょうね
    最初にそんな設定を説明しながら「幽霊なんて存在するわけねーだろ、常識的に考えて」と覆すようなやつとか、リアルな話かと思ってたら「実は幽霊の仕業でした」とかは許せんがな

    ただ、ミスリードもやりすぎると怪し過ぎで逆にバレる
    僕は葬式のシーンの描写で気づいた

    残された遺族の気持ちねぇ
    幸いにして人の悪意によって殺された人が身近にいないので何とも言えないんだけど
    もし自分の家族がそんな目にあったら心が折れそう
    犯人を恨むし憎むし許せないし、どんな方法でも復讐してやるって思うかもね
    それでいて、殺された人は僕がそんな行動を取る事を望まないであろう事もわかるんだけどね
    多分、犯人が死刑になっても気持ちの収めようがない
    そして、もし殺された人が現世に留まっているとしたらか・・・
    幽霊になって幸せそうでも不幸そうでも、やはり成仏してもらいたいかもね

  • 絶対、最後に妹が出てくるオチだろうなとは思ってたけど…ふんふん、なるほどねー。

    ちょっと時間の流れが分かりづらかった。
    あと、いろんな視点が入ってくるのも難しかった。

    全体的に暗い印象なのも否めない…。
    せめてラストは温かい感情になれるかな?と思ったけど、結局はるかにだけ救いがないような気がして、なんともやるせない気持ちになった。

  • 前に呼んでいた、僕の知らない君の時間の続編か遠見持って読み始めた。読み始めたら、全く別物だった。事故や事件に巻き込まれて亡くなった人はもちろんのこと、残された家族の気持ちを読み解くことができた。最後は予想外の展開に驚いた。生きていると思っていた人が最後はなくなっていたなんて信じられなかった。いちにちいちにちを大切に生きようと思った。

  • “どんなに離れても、ずっとずっと想ってる”

    ひとりぼっちの幽霊「真帆」と僕の穏やかな日々。
    そこに転校生のはるかが加わり、何かが変わり始める。
    高校三年の秋に転校してきたはるかの目的とは?


    切ない…話でした。

    この世に未練があるから成仏できない幽霊。
    姿が見えないというだけで、考えること、感じることは、生きている人ともちろん変わらなくて。

    胸が痛みました。

    予想外の結末です。

  • 主人公の智之と幽霊の真帆、はるかの3人の交流が、智之とはるかの2人の視点から交互に描かれる。入り混じる現実と過去の記憶、そしてそれぞれの想いが3人の秘密を紐解いてゆく。少女小説(漫画)ぽさが気になる作品ですが、最後のオチは面白かったです。

  • 全体的に暗い印象です。思いこみかな。
    淡々と進んでいきます。中盤からは、ちょっと先が読める展開に。

    妹ちゃんかと思えば、お兄ちゃんが死んでしまったんですね。
    その点は、文章をクライマックスまで読まなければわからないかな。

    展開の盛り上がりには欠けますが、とりあえずバットエンドじゃないのでよかった…(ほっ)

  • みんなのレビューでは先が読めたと書いてあったけど、私には先が読める云々では得にそんなこともなかった。そもそもの物語自体が微妙であまり面白くなかったように思う。幽霊・ゆうれい・ユウレイ。高校生を一人暮らしさせてしまおうとする親はいないのではないだろうか。

  • 【○/♯/β】

  • 主人公は高校生の智之。
    高校に居着いている幽霊の真帆と唯一会話ができる存在。
    「ふたり」はふたりなりに仲良く過ごしていたのだが、
    はるかという女の子が転校してきてから少しずつその関係に
    変化が生じていき、そして・・・


    3人が3人とも「死」に縛られているようで、
    序盤から物語はずっと物悲しい雰囲気。
    そして、重要なところが曖昧にぼかしているけれど、
    逆にそのせいでオチまで読めてしまった感じ。

    『夏空に、きみと見た夢』『ラストノート -きみといた季節』
    個人的には、飯田さんは上記2作以外はハズレばかりだなぁ。。。

  • 文章はとても綺麗で読みやすいんですが、読んでて途中で主人公の男の子が死んでいること、はるかは妹なんでは?と思うところがありネタがバレるのが早くてそれは残念でした。
    でも主人公の男の子を成仏させようと妹がしているところは感情移入して泣いてしまいました。
    お話は素敵でしたが、ネタがバレるのが早いのが残念でした。

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