(P[お]3-1)乙女の花束 (ポプラ文庫ピュアフル お 3-1)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 195
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591130124

感想・レビュー・書評

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  • まっすぐな風子
    あこがれの先輩 凪子

    名家の華の乙女が通う高校で起こったのは
    心温まる優しい結末でした

  • 少女小説。
    女学院での一年を描いている作品です。

    読了後には、ほのぼのとした気持ちになります。
    あきこさんは、ツンデレなんですかね…?
    でもこの小説の世界観は彼女によって
    作りだされている気がします。
    風子とは今後もこの関係を続けていくのでしょう。

    花言葉がたくさん出てきて、
    勉強になります。

  • 恥ずかっしい位のまっすぐさ。
    くすぐったい位の女の子っぽさ。
    コバルト文庫かと思ってしまうがポプラ文庫です。
    開いた文庫本で顔を隠しながらムフムフして読んでしまった。
    (決して内容がいかがわしいわけではなく)

    1学年たった30人という選ばれし華族家系のお嬢様が通う
    女子校に入学した風子だが、学園内はは異端児。

    田舎で陶芸家の祖父に育てられる自然時だわ、
    「華族」という言葉すら知らないわ、
    皆の憧れのお姉さまに意図無く近づけちゃうわ、
    目まぐるしくおきる事件すらも悉く美しく着地させる風子。
    彼女の性格ゆえの結果だけど、何より備わっている強運もすごい。
    世の中、そんなにうまくいきません…
    分かっているからこそ、彼女の資質とその運命に微笑んでしまう。

    登場する少女たちも王道中の王道を行く感じで、
    カバーをかけて読んでいたのだけど読後に改めて表紙絵を見て
    ビジュアルイメージと私の脳内画のブレのなさに驚いた(笑)

    残念な点といえばあまりにも多くの事件を詰め込みすぎて、
    その1つ1つが駆け足気味に見えてしまうこと。
    清清しさが第一の1冊と思うけど、逆にアッサリしすぎに感じられしまう。
    もっと魅力を隠し持ってるはずのルームメイトたち、
    もっと長く深い切ない距離があっただろう恋愛、
    もっと鬱々としただろうライバル関係…
    それらが感慨少なく終わってしまった気がします。

  • 折原みとさんの本は、「時の輝き」以来十数年ぶり。

    重厚な本も良いけど、時にはこんな少女小説もありかな。
    本を読むことの楽しさを覚えた、少女の頃の気持ちに戻れた。

    美しい日本語とお花、それからハッピーエンドが好きな方には是非。
    私は、すごく好きです。

  • 本屋で適当に手にとって買ってみた。
    内容はめちゃめちゃ軽い。少女漫画を読むような感覚。
    さらっと読むにはおすすめです。

  • 笑ってしまいそうなほど幼稚な文章と、あまりにご都合主義的な展開ですぐに先が読めてしまう。

  • 2010/6/14

  • 活字しか無い少女コミック。もう少し膨らませてもいいんじゃないかなーと思うくらいにひとつひとつのエピソードがあっさり終わるけど、折原さんの作品を手に取る人からすれば、まぁ期待通りなのでは。

  • 名門女学校を舞台にしたストーリー。
    女子校ならではの嫉妬やイジメ。
    友情や姉妹の絆も。
    少女漫画を読んでるみたいにスラスラ読めた。
    女子高生の好きなものも色々出てきて楽しかった。

  • 【あらすじ】
    古都・鎌倉にある、選ばれた者だけが通えるといわれる全寮制「桜の宮女学院」に、なぜか入学することになった風子。時間が止まったままのような、レトロで不思議な空気が漂う世界で、浮世離れした級友たちと過ごす甘美な12ヶ月―。そして次々とふりかかる試練を乗り越えながら、風子に隠された出生の秘密と入学の理由が明かされていく。その謎を解く鍵は、「秘密の花園」で出会った上級生・凪子が握っていた。

    【感想】

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著者プロフィール

1985年に少女マンガ家として、87年に小説家としてデビュー。91年刊行の小説『時の輝き』が110万部のベストセラーとなる。講談社ホワイトハートの人気シリーズ『アナトゥール星伝』や同コミック版(ポプラ社)、KCデザートコミックス『天使のいる場所~Dr.ぴよこの研修ノート』『永遠の鼓動』、小説『制服のころ、君に恋した。』『天国の郵便ポスト』『幸福のパズル』(以上、講談社)『乙女の花束』『乙女の初恋』(ポプラ社)といったマンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍。2017年に小説家デビュー30周年を迎えた。


「2023年 『きみと100年分の恋をしよう きみがいるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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