つむじダブル

  • ポプラ社
3.39
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本棚登録 : 712
レビュー : 150
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591130698

感想・レビュー・書評

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  • プロの作家さんてのはすごいな。
    2人で交互に物語を紡ぎあげているんだけど、違和感がない。事前にどの程度の打ち合わせがあったのか分からないけど、一つの世界ができあがっている。
    もっとも、小路さん、宮下さんなりが単独で書いたらどうストーリーが変わるのかが想像できるほど、お二方の作風に詳しいわけでもないけど。

  • 最近気になっている作家さん二人の合作だったので思わず借りてみました。
    お兄さんの気持ちを小路さんが、妹さんの気持ちを宮下さんが書いたようです。なるほどね~って読める展開です。そして、ビートルズの「ルーシーインザスカイウィズダイアモンズ」が聞いてみたくなりました笑

  • 小学4年生の妹と高校2年生の兄が、友達,環境,家族などの周囲の変化と共に、その年齢らしい成長をしていく。
    文章がなんとも言えない、引き込まれるものがある。

  • 小路幸也さんと宮下奈都さんのコラボ。
    不穏な空気が漂いドギマギするけど、ほんわかハートフル。まどかと友だちの美波ちゃんが和ませてくれる。お兄ちゃん由一よりも妹まどかの成長が目覚ましい。由一はできすぎ。。
    一番カッコいいのは、お父さん。。

  • 著者は本当に音楽が好きな人なんだなぁと思う本でした。

  • 小路さん宮下さんの共作本。かっこいいバンドマンのお兄ちゃんとかわいらしい柔道少女の妹の家族のひみつが、とある電話から少しずつモヤモヤと二人の間に滲み出す。不安になりながら、ぐるぐると巡りながら、自分の将来と向き合おうとする二人が、微笑ましかったです。そのかわり、この大人たち、少し微妙だと思いました。もうちょっと妹・まどかちゃんを考えてあげてほしかったです。

  • 兄妹視点で交互に語られる、家族の秘密を乗り越えての成長物語。爽やかな語り口と読後感スッキリの優等生的な内容なのでYA向けでも良いかも。小路さんと宮下さんの作りに違和感が感じられず自然なので、二人の作家さんがどこまで内容を決めてどういう遣り取りをしたかという、創り上げる過程を知りたく思った。(デビューするならグループ名は英語じゃなく「つむじダブル」そのまま使った方がインパクトあって覚えやすいと思うwwストーリーに関係ないけどw)

  • まどかはまどかの小学4年生らしいまあるい世界があって、
    由一は由一の広くまるい世界が広がっている。
    それぞれの世界と精一杯向き合いながらも
    互いが互いを必要とする姿に、
    やさしくあったかい気持ちがどんどんふくらみました。

    小路さんの描く由一と、宮下さんの描くまどか。
    空気は似ているのに全くの別の人間というのが、
    それぞれ別の作家さんが書かれていることと相まって
    とてもすんなり伝わってきました。

    大事なものをぎゅっと固めてつくった、しあわせなひだまりのような物語。

    大切な人を守って、そして大切な人に守られているしあわせ。
    なにかを隠してでも守りたいもの。壊したくないもの。
    そう思える存在があることも、そう思われる存在であることも、
    どちらもかけがえのない宝物だ。そう思う。

  • 小路幸也さんと宮下奈都さんのコラボ小説。
    兄・由一のパートを小路さん、妹・まどかのパートを宮下さんが書いています。
    とは言え、全編を小路さんが書いているんじゃないかと思うくらい、二人のパートが違和感なくつながっています。
    最後の浜辺のシーンでは、『ナモナキラクエン』のあの二人も登場するし。
    お話の方も小路さんらしく、ちょっと出来過ぎな感じがするけれど、いい人ばかりで気持ちよく完結します。
    うちのムスメも、まどかちゃんみたいに可愛く育ってくれるといいんだけどなぁ。

  • ■ふたりとも読んだことある作家さんなのですぐ気に入って借りました。ふたりとも地方で暮らす普通の親、ってだけあってほんわか優しい家族の話だった。お菓子作るの上手なお母さんになりたいねw
    あ、あと中身がすごく今時でFacebookとか嵐とか笑。馴染みやすかったかな

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著者プロフィール

小路幸也
1961年、北海道生まれ。2003年、『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』でメフィスト賞を受賞しデビュー。「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ著作多数。近著に『マイ・ディア・ポリスマン』『猫ヲ捜ス夢 蘆野原偲郷』『花歌は、うたう』などがある。魅力的な登場人物と温かな筆致で、読者からの熱い支持を得ている。

「2019年 『あの日に帰りたい 駐在日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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