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本 ・本 (126ページ) / ISBN・EAN: 9784591130728
作品紹介・あらすじ
「LED使い切るまで無い寿命」
「恋かなと思っていたら不整脈」
「万歩計半分以上探しもの」
――「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。
社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから、敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。
本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。
もの忘れも、医者通いも、はたまたビミョーな夫婦関係も。
悩める老後は、笑って過ごすがイチバン!
政治も教育も暗い話の多いニッポン、
シニア発、お達者パワー全開の、笑えて、しみじみするメッセージ満載の一冊です。
笑って愚痴って、一生懸命。この愛すべき、ニッポン人たち。――テリー伊藤さん大絶賛!
感想・レビュー・書評
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どの川柳も笑えるが、いずれ我が身となる怖さもある。
「いらっしゃい 孫を迎えて 去る諭吉」の哀愁が際立っていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
audiobook.jp の聴き放題に来ていたので聞いてみたら、意外と面白かった。
内容は言うまでもなく、老人たちによる川柳。収録作品のほとんどは自虐的な、ブラックユーモア。
個人的に一番笑えたのは「お迎えは どこから来るのと 孫が聞く」かなw 特に、渋い声の声優さんが読み上げてくれるのが余計に面白かった。
たまにはこういう本もいいね。実際に買うほどでもないけど。
(書評ブログもよろしくお願いします)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/2022/04/16/%E3%80%90%E8%81%B4%E3%81%8F%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%91%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E5%B7%9D%E6%9F%B3_%E2%88%92_%E5%85%A8%E5%9B%BD%E6%9C%89%E6%96%99 -
目に入った表紙の一句がなんだか面白くて、つい手にとってしまった。
「誕生日 ろうそく吹いて たちくらみ」
くすっ。
パラパラ開いていくつか読んでみると、
どれもこれも
直視したくない「老い」を
逆にネタにしては「笑い」に変える、と言う
強かさ…
いや、
明るさでピカッピカに輝いていた。
こんな面白い川柳を詠める年のとり方をしていきたいものだな~
「起きたけど 寝るまで特に 用もなし」
の~んびりしていて羨ましい一日です。 -
図書館の企画コーナーに出ていた本。
9月には敬老の日があるから?
歳を取るとおかしなことが増えるのね。
言い間違いや聞き間違い、なんにもないところで躓いたり、何かを探していたのにその何かを忘れたり。
ちょっぴり覚えのあることが詠まれていると「ふふふ」と笑ってしまいます。
確かに、病院でも
「それは老化だな」
と言われることも年々増えてくるしね〜。
近頃は、
「老化ですかね?」
と先を越されぬように言ってみたり。
歳相応に毎日を楽しみ暮らしていけたらいいな。
シルバーと呼ばれるにはまだ早いけど。 -
話題のシルバー川柳、手に取って良さがわかった♪
思わずに口元が、緩み 凄く元気もらえる、そんな川柳。
お年寄りと接してこられた方々やご本人か?
たくさんの応募数の中からの作品とあって、
素敵な作品が沢山。
接してるから、頷けたり笑えたり、自分もヤバいと思わせられたりと、心身に疲れきった時、拝読すると
最高に元気にさせられるそんな本です♪
決して、侮辱しているのではなく
いつかは誰しも経験する道ととらえられる。
また、読みたいな(^_-) -
久しぶりに本で爆笑しました。めっちゃ面白かった。そうしてる様子が周りにいる高齢者のお陰で想像できるから、すぐ言ってる意味がわかりました。超少子高齢化社会、こんなことがどんどん増えていくんだろうなぁっておもうと、少しだけ気が楽になる気がします。高齢者が増えるって、もっと深刻かと思ったけど、こんな話があるなら、ちょっとこんな社会も面白いかもしれません。けど、電車で席譲った時は、素直に譲られといてほしいな。気を使って譲ったんやから、空いたその席が無駄でしょ?
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パワーのある句から病院、日常に感じる老いを川柳で笑い飛ばしている本。
何だかパワーを貰いました。 -
老後のアレやコレやを笑い飛ばす、珠玉のシルバー川柳88首。
まず表紙の「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」に全部持っていかれました!(笑)ベテランの方々の、懐の深い喜怒哀楽が心にしみます(ときおりふき出します)。88首というのも「もうちょっと読みたい!」と思えてちょうどいい。ユーモアが大好きな祖母に贈りたくなりました。 -
『女子会川柳』つながりで一緒に購入。
印象的だったのは次の一句。
「孫の声 二人受話器に 頬を寄せ」
もうちょっと 電話しようと 子と共に、な感じで。 -
サラリーマン川柳以外にこんな分野が有るのは知らなかった。しみじみとして凄く面白い。 しかし!明日は我が身!
「立ち上がり 用を忘れて 立ち尽くし」
よく有ります。年取ったな~。
全国有料老人ホーム協会の作品





